プロレスの萌えポイントを語る会

〜迷っても行けよ 行けば分かるさ〜

それって本当にそう言える?

僕がプヲタとしてTwitterをやっている理由の一つに、「他人の意見を見て、自分のプロレス観をもっと育てたいから」というものがある。

他のプヲタが発信してるツイートを見て、「ああ、なるほど。そういった発想は自分にはなかった」と納得したり、「それは違う」と思ったり。

 

最近はこんなツイートが目に留まり、色々考えさせられた。

 

 

基本的に僕は活字世界においてはレスラー第一主義。実際にプロレスを“やってる”側の思いに“見る”専門のプヲタがああだこうだと文句を言っても仕方がないことが多いと思ってる。

たまに残念に思って空リプぶっかますけどネ

 

だけどこのツイートに関しては言える。だってコレ、プヲタ目線で語られてるから。レスラーのほうがプロレスについて理解してるのは当たり前。でも事プヲタ論に関してはこっちも理解してるし、語る資格がある。

プロレスにおいて、レスラーは作り手(メーカー)であり、ファンは消費者である。このツイートはメーカーが消費者たちの意見に苦言を呈しているようなもの。「お前らのその腐った感覚どうなの?」と言ってるようなもの。それってどうなのか。

そりゃファンだって、長くプロレスを見ていれば達観していく。「あの終盤の弱いエルボー合戦しょうもなかったな」と思うことだってあるし、「フィニッシュは残念だったけど試合内容は最高だったな」と思うことだってある。「不感症」なんて一概には言えない。プロレスと出会った頃に比べたら感動する回数が減ったことは確か。でも実際に会場で試合を見て感動することもあるし、まずどの試合に対しても「しょうもない」と思うことなんてない。

これはプヲタにおいてじゃなくたって当てはまる。子どもの頃は時が長く感じるけど、大人になったら時が短く感じる。一年があっという間に感じる。これは大人になるにつれて感動する回数が減るから。子どもの頃は色んなコトやモノを見る度・知る度に新鮮味を感じ、感動していた。しかし、大人になるにつれて、日常のほとんどが見慣れた景色となり、感動する回数が減っていく。だが、感動すること自体がなくなるわけではない。あくまで感動する回数が減るだけ。それは仕方のないことだし、「無くしてないか?」と言われても、「はい。無くしてますけど、取り戻すことはできません」としか言えない。それに加えて、生観戦なら試合前にワクワクしたり、帰りに余韻に浸ったりすることだってちゃんとあるよと。

 

こういったロジックを理解して、いつだって面白いプロレスを提供し、見る者の人生をより楽しませるのがプロレスラーだろと僕は思う。ファンを批判する前にプロレスでファンを黙らせてよ。

 

SNSという、99人が賞賛しても、一人が大批判したらその批判した人が目立っちゃうような世界に鈴木みのるが惑わされちゃってんじゃないかなと思う。SNSで教祖化した鈴木みのるはあんまり見たくない。

 

 

 

まあかくいう僕もSNSプロレス界に惑わされて狂わされてきた身なんだけどね…

見る側としてのフリースタイルラップバトルとプロレス

最近プロレス以外の趣味ができた。フリースタイルラップバトル。型が決まっていない音楽に合わせてラップで相手と戦うというもの。より会場を盛り上げた方が勝者となる。

 

AbemaTV「NEWS RAP JAPAN」やテレビ朝日フリースタイルダンジョン」を通して本格的にハマった。今まで「フリースタイルダンジョン」を見たことは何度かあった。プロレス遠征先のカプセルホテルの中でなんとなく。その時の印象は「この人たちすげえな〜。語彙力あるし、豊富なワードを即興で韻を踏みながらメロディに乗せちゃうわけだし」という感じ。でもハマってみると、「語彙力」や「韻」よりもリリック(歌詞)に乗せられた「メッセージ」の強さに惹かれるものがあった。凄いとされるラッパーほど、ただそれっぽく相手をdisってるのではなく、ロジカルに相手をdisってるのである。裏を返せば、いくらインパクトのある言葉を使おうが、韻を踏めていようが、「メッセージ」が薄かったり、ラッパーがその「メッセージ」を対戦相手や観客に伝えられなかったりしたら、見る(聴く)側としては感情移入できないということである。

そこでふと思った。「これ、プロレスの見方と一緒じゃん」って。いくら派手な攻防を繰り広げようと、そこにレスラーの「気持ち」がなければ見る側としては燃えない。僕は「気持ち」が見えないレスラーは好きじゃない。

レスラー側からしたら、判断基準は「強さ」と「うまさ」であり、「気持ち」はそれ以前の話なのかもしれない。だけど見る側としては「強さ」や「うまさ」に感動する以前にそこにレスラー本人の「気持ち」がなければ、本当に興奮することはできない。デビューしたてのレスラーの試合なんて特にそう。見る側の僕が新人レスラーに求めてるものは“ズバ抜けた技術”よりも“闘う姿勢”。もちろん“ズバ抜けた技術”を持っていたら「スゲー!!」ってなる。しかしながら、負けない「気持ち」さえあれば、それだけで試合は面白くなる。また、勝ちへの「気持ち」があっても、それは“怒り”や“喜び”などの感情で観客に表現できなければ意味を成さない。つまり、その「気持ち」の表現にはスキルが必要とされる。そして、「気持ち」の先に“闘い”がある。

これ、フリースタイルラップバトルじゃん。ライム(韻を踏むこと)、パワーワードを放つという技術的観点以前に相手そしてオーディエンスに「メッセージ」を伝えることが大事。加えて、その「メッセージ」を伝えるためには即興とは思えないリリック作りなどといったスキルが伴わなければならない。その先に“バトル”がある。

 

 

あと「フリースタイルダンジョン」を本格的に見るようになって驚いたのは、互いが互いを散々disった後に相手を讃えているところ。「え?それだけ言われたらムカついて相手をブン殴りたいくらいじゃないの?」と最初は思った。しかしそれはプロレスに偏見を持った者がプヲタにするような愚問だと気づいた。思い返せば、ヒールの戸澤陽ファンだった僕(当時13歳)は、戸澤が「ウーハー(ネーション)とは友達だから戦えない」発言をした際、「もう戸澤は応援しなくていいや」と感じたのだった。殺したいから倒しにいくのではなく、対戦相手として目の前にいるから倒しにいくのである。

 

 

考えれば考えるほどプロレスの見方と共通する。まだファン歴が浅いから、僕がフリースタイルラップバトルという未知の領域に今まで築き上げてきたプロレス観を叩きこんでるだけなのかなと思ったけど、この言葉を見た時に「それだけじゃないな」と思った。

 

なぜ(ラップが)一般層に受け入れらているのかというのは「プロレス感」だと思います。建前と本音が厳しい国だから、バチバチしたものを見たいのかもしれません。

※Music Voice 2017年6月6日配信「ヒップホップの大衆化、現役ラッパーはどう思う TKda黒ぶちに聞く」

ヒップホップの大衆化、現役ラッパーはどう思う TKda黒ぶちに聞く : MusicVoice(ミュージックヴォイス)

 

やり手(しかもプロレスファン)がそういう言うなら一つの正解なのだろう。これはもっとハマるわ。

 

行ってよかった学園祭

土曜と日曜に2年に一度の富山高専射水キャンパスの学園祭があった。学生がパリピと隠キャにはっきり分かれる富山高専射水キャンパス。パリピからしたら学園祭は楽しくて仕方がないのだろうけど、隠キャ組の僕にとっては退屈極まりないもの。でも委員会の仕事やクラスの売店の手伝いをするためにとりあえずサボらずに参加。

 

学園祭初日の昼下がり、委員のシフトが終わった後、「することないし、もう帰ろうかな」なんて思いながら会場を後にしようとしたら、アニベルサリオ83のTシャツを着たおじさんを発見。「ロスインゴキャップを被ったお兄さん」じゃなくて、「アニベルサリオTシャツを着たおじさん」。放っておけなくて、声をかけに行った。

 

 

僕「すみません、プロレス好きなんですか?」

 

おじさん「そうそう!(僕の隣にいた後輩を見て)BULLET CLUBのTシャツ着てるから気になってたんだよ!」

 

僕「そうでしたか!僕もカール・アンダーソンとドク・ギャローズのTシャツ着てるんですよ!」

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おじさん「あ〜、やっぱ新日か〜」

 

僕「そうですね。でも新日以外も結構見てるんですよ、僕。ちなみに昔からプロレスファンでいらしたんですか?」

 

おじさん「小学生ん時からだから……もう30何年プロレス見てるよ」

 

なんて会話から始まり、健介のこわ〜い話や、「冬木の呪い」、90年代インディーの会場エピソード、…。軽い気持ちで話しかけたのが、気がつけば20分近く経っていた。最初は呆れた顔をしながら隣で話を聞いていたおじさんの奥さんもいつの間にか遠くの売店にいた。

 

おじさん「あれ、アイツどこいった?じゃあここらへんで…」

 

そして最後におじさんが放った言葉が僕の胸に強烈に突き刺さってきた。

 

「大人になったらプロレス見に行けなくなっちゃったから今のうちに楽しんで!」

 

わかっていたつもりだったけど、やはりそうかと。この先の人生、どう転んでも今以上に会場まで通いつめてプロレスを楽しめる時が来るとは思えない。大都市で暮らし始めても、日常で精一杯でプロレスを見に行けるとは思えないし、そもそも就職したら、時間を取ることができなくなると思う。

「勉強するなら今」なのはもちろんだけど、「プロレス見るのも今」だなと。

 

最初は面倒くさかった学園祭だけど、本当に行ってよかった。

プロレスファンをやってて、「コレ、一生忘れたくないな」と思える場面って、プロレスを見てる時間よりも、他のプロレスファンと会話してる時にあったりする。

 

 

…ということで、新たな出会いを求めて(友だちを作るとかそういうのではなく)、コーセンはALL INウィークにシカゴへ行きます。

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To be continued...

阿部史典がZERO1と交わる

今日のZERO1新宿FACE大会の第2試合がこちら。

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岩崎永遠&北村彰基vs阿部史典(BASARA)&竹田光珠(666)

 

阿部史典ZERO1初参戦マッチ!特に話題になってないけど、僕は一人「うぉーっ!うぉーっ!」と興奮中!

ってことでこの試合の興奮ポイントを語ります。

 

阿部史典×ZERO1の相性

バトラーツ精神を追い求める阿部史典のスタイルはいわゆる“バチバチ”。過去を振り返ると、バチバチZERO1の相性は良い。澤宗紀×ZERO1、原学×ZERO1、…など。阿部史典×ZERO1の相性が悪いはずがない。もっと言えば、澤宗紀ZERO1のリングから離れてる今、バチバチ×ZERO1のニーズは拡大中。

阿部さん、刺激入れちゃってください!刺激受けちゃってください!

 

② 「ルーツ」がそこにはある

澤宗紀に憧れてプロレスラーになった阿部史典。澤が所属していた格闘技探偵団バトラーツでレスラーになりたかったそうだが、バトラーツは7年前に解散。でも阿部はバトラーツに触れてなくてもバトラーツ精神を追求して闘っている。そんな阿部は以前こんなことを語っていた。

「僕はその時代を経験していないから、どこまで行っても“通信教育”で育った人間で、心臓の本質の部分に触れてない。それなら参考文献を探すために、いろんなルーツを持つ相手のところに出向いていって、闘ってボコボコにされながら分析していくしかないんです」

週刊プロレスNo.1952  p.43

バトラーツ出身の日高郁人がいるリングという意味でも、澤宗紀が闘ったリングという意味でもZERO1には「いろんなルーツ」がある。「参考文献」がある。

そんなレスラー阿部史典ZERO1の初遭遇を放っておけるわけがない!

 

③ 鬼の阿部史典vs他団体の若手、いよいよ地上へ

阿部史典のキャリアは3年弱。いろんな団体(興行)に参戦してきたわけだけど、そのほとんどは先輩レスラーとの対戦。先輩だろうが容赦なく殴る阿部のファイトが面白いのはもちろんなんだけど、キャリアが下の相手でも超面白い。

というのも僕が今年の2月に見に行ったHEAT-UP王子大会での阿部史典のファイトがヤバかったから。

その日のカードは「飯塚優&井土徹也vs阿部史典(BASARA)&ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(今池)」。

HEAT-UPの若手vs名古屋インディーレスラー軍の構図。

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まずスタートから阿部と飯塚の「この後の試合全部食っちゃうだろ!」っていうグラウンド。阿部も凄けりゃ、飯塚も凄い。

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試合の中盤、HEAT-UP生え抜きの17歳・井土が倒れている阿部を蹴る。すると、阿部のスイッチがON。

起き上がって井土の顔を見て「はぁ〜!?」と笑い出す→井土を力ずくでぶっ倒して顔面に蹴りを入れ始める!

コレがホントヤバかった!写真はないけど、“覚醒飯伏”なんてもんじゃない!興奮した!

▼阿部ちゃん得意の不思議なソバット(回転浄土宗)

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会場のほとんどがHEAT-UPファンだと思われる観客数100人弱の会場であれだけの殺気を生み出せる阿部史典は凄い。地下の会場(王子ベースメントモンスター)で眠っていてほしくないマッチだった。

この鬼の阿部史典vs若手の構図が地上7階(新宿FACE)に出てきます!

 

 

そして最後に。

 

これはもう期待していいでしょう!もうすぐ試合始まるかな?

 

高3プヲタの北都プロレス密航記 〜ワンデイ・タッグ・トーナメント in 札幌編〜

北都プロレス帯広大会の翌日は高速バスで移動して札幌大会へ。

 

会場の「コンカリーニョ」には会場時間の20分前に到着。入り口前には既に列も。

にしても十分すぎるくらいの時間に到着したわけだが、それも実は前日の帯広大会でクレイン中條代表からこんなことを言われたから。

 

僕「明日の札幌大会も行きますんで!」

 

中條「ありがとうございます!明日の札幌大会はですね、混雑が予想されますので、開場時間の20分前に私のところまで電話してくだされば、裏から通しますぅ」

 

僕「えー!いいんですか!?」

 

中條「ええ、わざわざ遠くから来ていただいたのでねぇ」

 

「えー!いいんですか!?」と簡単に片付けてしまったけど、心の中では「選手やスタッフが入る裏口から会場入りとかヤベー!ホンットに北海道まで来た甲斐あったな!」。

 

そんなわけで開場時間の20分前の17時40分に会場の入り口付近で中條さんに電話をかけた。

だけど中條さんは電話中で繋がらず。「まあ忙しいよなあ。ちょっと待って、もう一回かけ直すか」と思っていたら、入り口前の入場待ちの列が前へ進んでいく。

「あれ?」と思って近づいてみると、まさかの予定より15分早めて開場。「もう列出来ちゃってるからさっさと中に入れてあげようぜ」っていう考えか。まあこれもインディーならではの良さなんだけど、「混雑」がなくなったら、僕は裏から入れてもらう理由がなくなるわけで。結局中條さんに電話をかけ直すことはなく、表から入るという😂 でも嫌な思いをするどころか、もっと北都プロレスが好きになった。このツッコミどころすら愛おしい。

 

そんな感じで17時50分着席。この日も全席自由。僕は会場全体が見渡せるようにひな壇後方の席に。

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18時になると、「札幌でCMナレーション等※」のお仕事をなさっている工藤舞子さんのアニソンメドレーが開始。客席には合いの手をする熱狂的なファンの姿も。

※本人のTwitterより

 

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曲の途中で音響が止まると、

工藤「えー、非常にゆる〜い感じで(苦笑)」。

ゲストにツッコまれる始末。でもその言葉が全て。

 

工藤舞子の30分ステージが終わると、前日と同様、地元の空手教室のちびっ子たちvsカツオのプロレスが。

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カツオ「こいつらぶっ潰してやるよー」

 

そんなカツオをちびっ子たちが倒してハッピーエンド。

 

続いて、ちびっ子タイガー×2 vs カツオの一本勝負。こちらもちびっ子タイガーが勝利で会場があたたまる。

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客席から眺めていた谷嵜なおきもこの表情。

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気がつけば場内は座れる場所がないほど満員に。

 

すると中條さんが裏から木の箱を持ってきて、その箱を最前列の前に設置。

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新たに会場に入ってきた客に「ここ(木の箱)に座ってください」と指示。

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席がなくなれば増席するという単純明快な解決法。そういえば前日の帯広大会でも興行の途中から入ってきたお客さんには裏から椅子を持ってきていた。

しかし、僕もいろんなプロレスの興行を見てきたけど、最前列が二列目に降格する光景は初めて見た。早めに入場して最前列をとったお客さんはどうなるんだっていう…

だけどなんだか笑っちゃう。This is 北都(?)

 

そして時刻は19時。まずは選手入場式。

選手がサイン入りバランスボール?を持ってきて、客席へプレゼント。

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欠場中の所属選手・河原成幸からの挨拶。

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次に今日のワンデイタッグトーナメントの組み合わせ抽選会。

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そして19時10分に試合開始。

 

第一試合は小仲=ペールワンvs斗猛矢

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前日と同様の喘ぎ声。

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結構凄いコナペの妙技。

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最後は斗猛矢のサブミッションにコナペがギブアップ。

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【小仲=ペールワン】…この日も安定の会場ウケ。

斗猛矢】…北海道(札幌?)を拠点に戦うレスラー。最近めちゃくちゃバズった人。

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第二試合はワンデイタッグトーナメント1回戦

カツオ&大矢剛功vs谷嵜なおき&佐山駿介

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空手教室のちびっ子たちはカツオを応援。試合が始まる前から場内は大「カツオ」コール。

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ドラゲーvs元ドラゲーというなかなか面白いマッチアップでスタート。

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ちびっ子「オーイ‼︎ 2対1は卑怯ですよー‼︎」

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カツオが孤軍奮闘。ちびっ子たちは特大「カツオ」コール。

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カツオ「おっしゃ〜!決めるぞ〜!」

ちびっ子「いけーっ!」

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最後はカツオのラリアット

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からの大矢のバックドロップ(写真撮れず!)で佐山から勝利。

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カツオ&大矢の勝利にちびっ子たち爆発。

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【カツオ】…ちびっ子たちの応援に尽きる。ナイスファイト!

大矢剛功】…やはりオーラが凄い。カツオと組んでたけど、ちびっ子たちからの「大矢」コールは起きず。

谷嵜なおき】…めちゃくちゃイキイキしてた。ドラゲーやめてよかったねって思っちゃった…

【佐山駿介】…昨年デビューしたアスカプロジェクト所属のレスラー。なんの印象もない…

 

 

第三試合 トーナメント1回戦

グルクンマスク&ジャングルバードvs池田昌樹&内田祥一

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開始早々グルクンが飛べば、会場「うおーっ」。

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昨日撮れなかった池田のデスバレーボムを返された後の顔。

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試合中盤、内田がマットを叩いて観客に「池田」コールを求めると、空手教室のちびっ子たちが大「池田」コール。

さっきの「カツオ」コールよりも凄い。ついには大人たちもつられて、大「池田」コール。「ここはダムズ後楽園か?」っていうくらいの熱狂ぶり。

子どもって何を考えるか分からないな。

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会場が池田応援態勢に入ってる中、池田のパートナー・内田が勝利。

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子どもたち大興奮。

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グルクンマスク】…この日もよく喋ってた!

【ジャングル・バード】…新マスクお披露目!

【池田昌樹】…ナイスファイト!ちびっ子たちの影響もあるけど、確かに応援したくなった!

内田祥一】…客に「池田」コールを求めたのが一番の仕事!!

 

 

第四試合 ハイビスカスみぃvsポークたま子

札幌出身のたま子には試合前に地元の方から金一封が。どんなのだよそれ!

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紙テープの量もこの日一番。

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相変わらず重たいエルボー合戦。

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何で決まったかは覚えてないけど、最後はみぃの勝利。

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ここで休憩。

休憩中にはコナペが客席まで自作Tシャツを売りに来たり、

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盲導犬協会の方から挨拶があったり。

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そして第五試合 ワンデイタッグトーナメント決勝

カツオ&大矢剛功vs池田昌樹&内田祥一

 

カツオが入場すれば、子どもたちはこのリアクション。

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勢いにのったカツオは客席まで来て暴れる。

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ちょっと勝てそうな場面もあったけど…

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子どもたちの応援も無念。カツオ、散る。

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ということでタッグトーナメントは池田&内田組が優勝。

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優勝チームの撮影タイムへ。なぜかクレイン中條レフェリーと北の五郎レフェリーも加わり、なんか見覚えのあるような構図に。

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最後は北都プロレス恒例の全選手参加のバトルロイヤル。

優勝者には「居酒屋 ありがとう」から一年間焼肉食べ放題券と賞金300万円が。ツッコミどころ満載。

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昨日も見た展開が続く。

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みぃ「やめて〜!」

中條「が“まん”だ!」

中條さん、序盤でかなりの下ネタを投下。

 

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大矢がたま子に抱きつく流れ。

 

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みぃは蹴る。

 

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たま子「中條さ〜ん、大丈夫ですかー!?」

 

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「コイツの頭スベるぞー!」タイム。

 

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バード「きた!」

 

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中條「ワン!ツー!」

一同「お〜!!」

 

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中條「いてて…」

池田「大丈夫ですかァー!?」

中條「もう70近いんだからやめてくれよ…」

池田「おいくつですかァー?」

中條「68だぁ…」

 

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反撃。

 

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池田「速かっただろうが!」
中條「若い頃は彼女に『早い』って怒られたんだっ!」

 

 

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中條「これは…ハスカップのキャラメルかぁ。俺はFカップが好きだなぁ」(そして手で胸のジェスチャー)

 

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他にもダジャレが続き…

 

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中條「ホウキは放棄しろっ!」

一同ズッコケる。

 

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大矢「おっしゃー!投げるぞー!」

中條「もう“シリ”ません」

 

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大矢「おっしゃー!投げるぞー!」

観客「さすがにやめろ!」

 

そしてこんなのもあって、

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こういったのもあって、

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告白タイムからの「ごめんなさい」もあって、

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なんだかんだで地元札幌出身のポークたま子が勝利。

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勝者・たま子は「ヤラセではありません」となかなかヒヤッとするマイク。

まさか最後にプロレスラーのこんな発言が聞けるとは。

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最後は「なまら、なまら、なまら、北都ー!」で締め。

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会場や土地関係なく、良い意味で北都プロレスは毎回同じものを見せているんだなあと実感。

「早くまた見に来たい!」ではないけど、「しばらくしたらまた見に来たいな」と思えるあたたかさだった。

 

 

 

 

僕「今日も楽しかったです!」

 

中條「本当に遠方からありがとうございましたぁ」

 

僕「今日も一緒に写真撮っていただいていいですか?」

 

中條「ええ、もちろんですぅ」

 

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僕「ありがとうございました!また来ますんで!」

 

中條「あのですねぇ、9月1日に東京で大会をやる予定なんですぅ。場所は高島平ですぅ。北海道より近いので是非そちらにまたお越しくださいよぉ」(満面の笑みで)

 

ということで東京大会の予定もあるそう。

確定じゃないみたいから流しちゃいけないんだろうけど

 

 

あ〜、こうやって振り返ってみると、やっぱり今すぐ行きたくなってきた!!

 

9月1日、皆さん是非!

ほっこりするプロレスもたまにはいいでしょ?

 

 

 

高3プヲタの北都プロレス密航記 〜演歌vsプロレスinおびひろ チャリティー・ショー編〜

先日更新したブログで「東京にいた」と書いたけど、なぜ東京にいたのかと言うと、羽田空港を利用して帯広までコレを見に行くためだった。

 

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北都プロレス

 

みなさんは北都プロレスをご存知だろうか。簡単に説明をすると、北海道で興行を打っているローカル団体。2004年6月11日旗揚げ。代表はレフェリーも務めるクレイン中條氏(68)。パンダがいる団体ではない。

 

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ダジャレと下ネタが大好きなクレイン中條代表兼レフェリー。パンフレット曰く「真っ赤なコーディネートが目印」らしいけど、帯広大会では黒かった。

 

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試合中なかなか良い表情をする北の五郎レフェリー。5年前の帯広大会でリングアナからレフェリーに転身したらしい。

 

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終始どこか恥ずかしそうな祭太郎リングアナウンサー。現代美術家としての作家活動も。国内外の展覧会やイベントに出没するそう。

 

 

北都プロレスは過去に三度東京で興行を開催している。だけど、せっかく見に行くなら東京大会ではなく、現地・北海道での興行を見たいと思い、東京経由で富山から帯広まで行ってきた。

 

 

僕が見に行った北都プロレス帯広大会の会場は、帯広駅から1.4km先に位置する「とかち館」。

帯広駅から、綺麗だけど寄りたい場所が全くない道を歩き続けること20分、会場の場所を案内する北都プロレスの看板が。

ローカル団体ならではの光景。早くもあたたかい気持ちに。

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そして右に曲がると、とかち館。

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階段を登って、2階にあるのが会場。

その日の大会名は「演歌vsプロレスinおびひろ チャリティー・ショー」。18時から地元の演歌歌手・平島賢治のショー、19時からプロレスというもの。

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ちなみに階段を登って、右を振り向くと、選手たちの笑い声が聞こえてくる控え室が。この“近さ”もローカルインディー団体ならでは。

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僕は開場時間から15分遅れた17時45分に着席。全席自由席。演歌ショーがあるからか、おじいちゃんおばあちゃんたちで結構埋まってる。

リング上では元ドラゲーのカツオと地元の空手教室のちびっ子たちとのプロレスが。カツオが負けて、勝った子どもたちが喜んでる光景もあたたかい。

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ちびっ子プロレスが終わると、直近の選挙で落選したという地元の議員の挨拶が。かなり謎な時間だったけど、北都プロレスがいかに地元の人たちに支えられているかが伺えた。

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時刻は18時。演歌ショー開始の時間。祭太郎リングアナウンサーの開始のアナウンスとともに、会場内に曲が流れ出す。

 

祭太郎リングアナウンサー「トップバッターを飾るのはナガミネ○○○さんです」

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「ナガミネさんかあ… ホームページに載ってた平島賢治っていう歌手以外も出るんだ。ナガミネさん、なかなかラフな格好で歌うのね」なんて思いながら見ていたら、後ろの席から「おっ!ミネちゃんだ!今日ミネちゃん出るの?教えてくりゃよかったのに」というおじいちゃんの声が。その後もおじいちゃんの独り言を聞いていたら、どうやらこのミネちゃん、歌手じゃなくただの地元に住んでる人っぽい。

このミネちゃんの曲が一曲終わると、祭太郎リングアナから「本日は14名様のショーを予定しております。この後の曲もごゆっくりお楽しみください」みたいなアナウンスが。

ここで「あ、おじいちゃんおばあちゃんが公民館でやってるカラオケ大会みたいなものをこれから見せられるのか…」と気づく。

 

ミネちゃんのようにラフな格好で登場する人もいれば、ジュディオングもビックリな衣装で歌う女性も。個人的には美空ひばりの「お祭りマンボ」を歌いながら、ひょっとこお面&法被姿から背広に早着替えしていたおばちゃんがツボだった。

目の前にシュールな光景があるわけだけど、あくまで地元の方たちの余暇的なものだから、大声で笑うこともできなければ、写真に収めることもしづらいという…

 

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そんな感じで平島賢治さんのショーも終わり、予定よりちょっと遅れて、19時5分にプロレス開始。

 

ここからは試合の感想と選手についてのことを簡単に。

 

第一試合はルー・ルルルvs内田祥一

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北都プロレス帯広大会はキタキツネvsまあまあマッチョでスタート。

 

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逆エビ固め、チョップ合戦、ダイビングショルダーアタック、など観る者にわかりやすい技を出すプロレスをしていた。

 

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最後は結構な大技・スタイルズクラッシュで内田がルーからカウント3。

 

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【ルー・ルルル】...タカアンドトシのローカル番組で誕生したマスクマン。名付け親は博多大吉。鳴き声を発しながら試合をする。新日本プロレスのKUSHIDAが“中身”をやったこともあるらしい

入場曲は由紀さおりの「夜明けのスキャット」からの曲名は知らないけど聴いたことはあるアップテンポな洋楽。前奏「彼こそ海賊」からの「MISSION BLUE」で入場してくる永田裕志的な。

着用しているTシャツはルーが誕生したタカアンドトシの番組の公式グッズ。昔僕も愛用していたので、懐かしくて「あ〜ん」ってなった。

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お笑い大好きっ子だった小2の頃の僕

 

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内田祥一】...今回僕がチケットの取り置きをお願いした選手。バーテンダーバツ2、子だくさん、日本で最初にTwitterアカウントを作ったプロレスラー、などいろんな肩書きがある関西インディーの選手。愛称は「ウッチー」。

中一の頃、ウッチーの入場曲「大正ロマン」を死ぬほど聴いていたので、会場で聴いた時は鳥肌モノだった。

 

 

第二試合は小仲=ペールワンvsジャングル・バード。

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コナペが先に入場して、コーナーポストでこのポーズをとると、じいちゃんばあちゃんたちが「お〜!」&拍手喝采

 

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コナペが「ア"––ッ‼︎‼︎」とAVさながらの喘ぎ声を出せば、じいちゃんばあちゃんたち大ウケ。じいちゃんばあちゃんたちには下ネタで笑いを堪えるっていう概念はないみたい。

 

この試合の個人的ハイライトはココ。

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コナペ「(股間)蹴っていい?」

北の「ダメ!」

 

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コナペ「俺はやるぞ!(と言ってサソリ固め)」

北の「……(間をためて、無言でズッコケる)」

 

この時の北の五郎レフェリーのズッコケ方が絶妙だった。観客の反応はまずまずだったけど、思いっきり声を出して笑った。

あとコナペが「破壊王橋本真也DDTだよ〜♪」と叫んで、DDT出してたのもなんかよくわかんないけど面白かったなあ。さすがにお年寄りはポカーンだったけど。

 

まあそんな感じでコナペが会場をあたためつつ、最後はジャングル・バードを丸め込んで勝利。

コナペが勝利したら会場が「お〜」。お年寄りにはマスクマンより怪奇派が合うみたい。

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【小仲=ペールワン】…名古屋を拠点に活動してるインディーレスラー。北都プロレスには準レギュラー参戦。「あれ?コナペってこんなにうまかったっけ?」と思うほど良かった。お年寄り相手でも苦戦せずに会場をあたためていた。

 

【ジャングル・バード】…ウソは書きません。技をちょこちょこミスしてました。残念。

 

 

第三試合はハイビスカスみぃvsポークたま子

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琉球ドラゴンプロレス所属の二人による試合。

試合序盤のエルボー合戦で骨がぶつかる重たい音が聞こえた。そこが唯一の激アツポイントだった。

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最後は何で決まったか覚えてないけど、ハイビスカスみぃの勝ち。

 

ハイビスカスみぃ】...要所要所で観客を煽っていた。千葉、大阪、沖縄で培ったスキルは伊達じゃない。

あと入場曲のMINMIの「ハイビスカス」が懐かしかったな。

 

【ポークたま子】...まあまあぎこちなかったけど、「新人女子プロレスラー」らしくて味があった。

 

 

第四試合は大矢剛功&カツオvsグルクンマスク&池田昌樹。

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猪木の遺伝子&究極龍の遺伝子vsデルフィンの遺伝子&北都の遺伝子。

THIS IS 北都プロレス!(はじめて見たけど)

フツーに熱い試合でおじいちゃんおばあちゃんたちも喜んでた。

 

最後はグルクンがムーンサルトでカツオからピン。

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大矢剛功】…言わずもがな。元・新日本プロレス、元・SWS、元・FMW、…で、現・北都の顔的存在。オーラが桁違いだった。久々にレスラーを見て、「デケェーッ‼︎‼︎」って興奮したよ。

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えらいゆっくりな顔面かきむしりも画になる。

 

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このコブラツイスト!迫力が激ヤバ!これを見た瞬間、僕は自分が生まれる前の時代のプロレスに触れたね!

ザックセイバーJr.ではない!現役プロレスラーで一番のコブラの使い手は大矢剛功で決まり!

キレも、決まり具合も、もちろんザックの方が上だけど、ホンット生で見た時の迫力が違ったよ。

 

他にも、キッチンシンクの膝の高さも低いし、観客を手拍子で煽る時も「ハイッ!ハイッ!ハイッ!」のリズムじゃなくて、「ッパン👏...ッパン👏…ッパン👏」っていうリズムで超遅いんだけど、めちゃくちゃ味わい深かった。大矢の佇まいだけでご飯3杯いけるね。

 

 

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【カツオ】…元ドラゲー。元みちのくプロレス。最近すっかり見なくなっていたけど、北海道では自主興行を開いたりして頑張ってるみたい。試合もフツーに良かった!

カツオは元気です!

 

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グルクンマスク】…琉球ドラゴンプロレスの顔。SUPER J-CUP 2016にもエントリーしていたグルクンさん。試合中めちゃくちゃ喋っていた。仲間にタッチを求める時、相手に攻撃を加えてる時、…etc。

喋ることで試合の展開をお年寄りにもわかりやすくしていた。こういうのって大事だなと。沖縄で磨かれたスキルは伊達じゃない!

 

 

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【池田昌樹】…2008年にデビューした北都プロレス生え抜き選手。試合の展開もナチュラルだし、変に派手な技を出したりしないし、普通に良い選手。試合終盤に出したデスバレーボムが返された時の「これでもスリー入らねえのかよ!」っていう顔がめちゃくちゃ良かった。(写真撮れず)

 

 

 

最後は北都名物のバトルロイヤル。

 

勝利者には地元の美容院からの「10年間おしゃれパーマあて放題券」と、地元の音楽教室からの「1000時間無料レッスン券」、そして賞金30万円が。 (ホントかよ)

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ゴングと同時にみんなが暴れる。

 

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コナペがみぃに恥ずかし固め。客席のおじいちゃんたちはご満悦の表情。そしてコナペに拍手を送る。

後輩のたま子は「やめてくださーい!」と先輩のみぃを隠す。

 

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観客のカメラでそれを撮るウッチー。

 

 

みんなで大矢に串刺し攻撃をする展開に。他選手の技は受けるけど、たま子が来たら抱きつく大矢。

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でもみぃが「大矢さ〜ん」と来たら蹴り飛ばす。

 

 

で、なぜか中條レフェリーが攻撃することに。

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大矢、ラリアットで迎撃!

みんなの「アーッ!」っていう顔が良い。

 

 

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たま子「社長!大丈夫ですかー!?」

 

からのギロチンドロップ!意味不!(写真撮れず!)

 

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カツオ「しゃちょー!大丈夫ですかァーーー!?」

 

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からの池田のカンチョーを受け、ボディプレスをかましちゃう。(写真ちゃんと撮れず!)

 

 

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大矢にヘッドロックを仕掛けて、「コイツの頭スベすぞー!」タイムへ。

 

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バードが布で大矢の頭を拭く。

 

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バード「入った!!」

一同「お〜!!!」

 

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そしてこんな感じになり、

 

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なぜか中條レフェリーがタックルしに行き、

 

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中條「ワンッ!ツー!」

 

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一同「おーっ!」

 

 

池田「おい!何してくれてんだよ!みんなで社長のこと押すぞ!」(みたいな流れに)

 

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ヨ〜イショ♪

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ヨ〜イショ♪

 

 

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反撃開始。「池田、この野郎!」と中條レフェリーが軽快なステップで蹴りを入れる。

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お腹の揺れ具合や顔は笑っていないあたりがめちゃくちゃ面白いのに、写真だと伝わらないのが残念。

 

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怒った池田がリングの下からいろいろ持ってくる。

 

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みんな一時的に逃げる。

 

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池田「まず(蹴るスピードが)速いだろ!」

中條「昔はよく彼女に『早い』って言われたもんだ」

 

なかなかの下ネタ。僕の前に座っていたおばあちゃんは大笑い。それを見たコナペが「笑いすぎだよ!」とツッコミ。

 

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池田がステッキを渡すと、

中條「ステッキかあ… 昔はよく女の子に『ステキ』って言われたもんだ」

 

バットを渡すと、

中條「(股間に当てて)俺も昔はこのくらいあったんだよ!」(なぜかキレ気味)

 

最後にホウキを渡すと、

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中條「ホウキは放棄しろ!」

 

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一同ズッコケる。

これぞ北都プロレス名物。

 

 

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大矢「コイツ投げるぞ〜!」

中條「もう“シリ”ませんっ!」

 

 

その後も、

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こんなことがあったり、

 

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こういうのもあったりして、

 

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なんだかんだでみぃが勝利。

 

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そしてサインボール投げ。

 

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からのお馴染みの「なまら、なまら、なまら、北都〜!」で締め。

 

 

 

いや〜、北都プロレスはあったかかった!めちゃくちゃ楽しかった!遠くまで来た甲斐があったと心底思った!

 

興行終了後、クレイン中條レフェリーに富山から見に来たことやめちゃくちゃ楽しかったということを伝えると、

 

中條「お〜、本当ですか!(今日イチの笑顔頂きました!)

あの、ポスターありますんで、良かったら持って行ってください。昨日の大会のものですけど。そこにいる選手たちにサインもらってってください」

 

僕「お〜!ありがとうございます!頂いていいんですか?」

 

中條「ええ。たくさんありますので!」

 

でも中條さんが持ってたポスターの数は4枚。そのうち2枚をくれた。

 

中條「は〜い、ポスターたくさんありますよ〜。欲しい人〜」

 

男性客「あっ、欲しいです」

 

子ども「ほしー」

 

中條「は〜い、なくなりました〜。もうありませ〜ん」

 

…テ、テキトー!だけどこんなところまで愛おしいよ、北都プロレス

 

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もっと北都プロレスについて知りたい方は4年前に放送されたNHKドキュメント72時間」を見ていただければ良いかと。英語版だけど。

http://www.dailymotion.com/video/x2i8gkt

 

 

 

次回は札幌大会編!…いや、やっぱ書かないかも!