プロレスの萌えポイントを語る会

powered by 高3のプロレスオタク

未来の顧客満足度No.1プロレスラー、北村克哉

「お客さんはレスラーの体を見にきているんだぞ。チケット代の半分はオマエらの体だ。銭のとれる体になれ!」

(「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」飛鳥新社 p48より)
 
これは棚橋弘至新日本プロレスの新弟子の頃に故・山本小鉄さんから受けた教えだ。
 
 
プロレスは現実的要素(=実)と非現実的要素(≒虚)に分かれている。すべてが現実味のあるドロドロした戦いでは面白くない。かと言ってあまりにも非現実的なものを見せられても、観ている側は感情移入ができない。その2つが入り混じっているからプロレスは魅力的であると僕は思う。
 
このようにプロレスの細かな点の一つひとつが現実的要素と非現実的要素の2つに分かれていると考えると、ファンはプロレスラーの体に対しては非現実的要素を求めていると言える。お金を払って興行を観に行くのだから、体の線が細いプロレスラーよりは普段の生活では見ることがないような肉体美を誇ったプロレスラーのほうが見たい。当然だ。チケットを購入して会場へ行く観客からすれば、試合が面白いというのは大前提。「じゃあ試合内容の他には何を求めているの?」となると、会場の空気を味わうことやプロレスラーの写真を撮ることなども考えられるが、やはり現実離れしたプロレスラーの肉体美がその次にくるのかもしれない。
 
そう考えていくと、山本小鉄さんの「チケット代の半分はオマエらの体」という考えには非常に共感できる。
 
ここで僕は、会場へ来た観客が「今日のチケット代の半分はプロレスラーたちの体に払っている」から「今日のチケット代の10割はコイツの体に払っている」という考え方にさせるほどスゴいプロレスラーを紹介する。
 
その男の名は……
 
 
 
「北村克哉」。
 

f:id:kusarigama:20170524230352j:plain

 
僕は先月の新日本プロレス高岡テクノドーム大会を観戦したが、北村が登場した瞬間、会場にいる1,000人以上の観客の多くが「お〜」と声を漏らした。そう、その思わず漏れてしまった観客たちの声は新人離れした北村の肉体に対してだ。
 
その日の興行全体を通して、入場時に筋肉に対して声援(?)を浴びたプロレスラーは北村のみ。
オカダカズチカ、ロスインゴベルナブレス、タグチジャパンにはそれぞれ客席からの黄色い声援があったが、それは「人気」から生まれた声援だ。彼らは入場時に肉体を見せるどころか、Tシャツやガウンを着て体を隠して入場した。
 
北村はデビューから1ヶ月も経っておらず、かつ、年に一度だけプロレスを観に来る観客も多い地方の会場なのに、登場するだけで観客の声援(?)を浴びていたのだ。
 
正直僕は第ニ試合で北村の入場と中西学とのアルゼンチンバックブリーカーの共演を見られただけで、もう興行の満足度がMAXに至った。こうして北村はデビューしてわずかながらも、僕のような一部の北村マニアの満足度も100%にして帰らすのだ。
 

f:id:kusarigama:20170524204218j:plain

 
見た目の破壊力と同時に試合内容が伴ってくるようになれば、間違いなく「顧客満足度No.1プロレスラー北村克哉」になる。
 
黒潮イケメン二郎が「入場8割」と言われるように、今は「筋肉10割」でもいい。それで日本全国を一周して、その日その日に会場へ来た人たちに認知してもらえればそれでいい。
 
自分の筋肉をプレッシャーに感じずに、自分の筋肉に観客の目を集中させつつ、試合内容もその肉体美に追いつく素晴らしいものにするのだ!
 
ストロングマンにはなるな、北村克哉!
より化けるのだ、北村克哉!
 
 
 
 
 
 
 
今でも十分バケモノだけど……