プロレスの萌えポイントを語る会

〜迷っても行けよ 行けば分かるさ〜

行ってよかった学園祭

土曜と日曜に2年に一度の富山高専射水キャンパスの学園祭があった。学生がパリピと隠キャにはっきり分かれる富山高専射水キャンパス。パリピからしたら学園祭は楽しくて仕方がないのだろうけど、隠キャ組の僕にとっては退屈極まりないもの。でも委員会の仕事やクラスの売店の手伝いをするためにとりあえずサボらずに参加。

 

学園祭初日の昼下がり、委員のシフトが終わった後、「することないし、もう帰ろうかな」なんて思いながら会場を後にしようとしたら、アニベルサリオ83のTシャツを着たおじさんを発見。「ロスインゴキャップを被ったお兄さん」じゃなくて、「アニベルサリオTシャツを着たおじさん」。放っておけなくて、声をかけに行った。

 

 

僕「すみません、プロレス好きなんですか?」

 

おじさん「そうそう!(僕の隣にいた後輩を見て)BULLET CLUBのTシャツ着てるから気になってたんだよ!」

 

僕「そうでしたか!僕もカール・アンダーソンとドク・ギャローズのTシャツ着てるんですよ!」

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おじさん「あ〜、やっぱ新日か〜」

 

僕「そうですね。でも新日以外も結構見てるんですよ、僕。ちなみに昔からプロレスファンでいらしたんですか?」

 

おじさん「小学生ん時からだから……もう30何年プロレス見てるよ」

 

なんて会話から始まり、健介のこわ〜い話や、「冬木の呪い」、90年代インディーの会場エピソード、…。軽い気持ちで話しかけたのが、気がつけば20分近く経っていた。最初は呆れた顔をしながら隣で話を聞いていたおじさんの奥さんもいつの間にか遠くの売店にいた。

 

おじさん「あれ、アイツどこいった?じゃあここらへんで…」

 

そして最後におじさんが放った言葉が僕の胸に強烈に突き刺さってきた。

 

「大人になったらプロレス見に行けなくなっちゃったから今のうちに楽しんで!」

 

わかっていたつもりだったけど、やはりそうかと。この先の人生、どう転んでも今以上に会場まで通いつめてプロレスを楽しめる時が来るとは思えない。大都市で暮らし始めても、日常で精一杯でプロレスを見に行けるとは思えないし、そもそも就職したら、時間を取ることができなくなると思う。

「勉強するなら今」なのはもちろんだけど、「プロレス見るのも今」だなと。

 

最初は面倒くさかった学園祭だけど、本当に行ってよかった。

プロレスファンをやってて、「コレ、一生忘れたくないな」と思える場面って、プロレスを見てる時間よりも、他のプロレスファンと会話してる時にあったりする。

 

 

…ということで、新たな出会いを求めて(友だちを作るとかそういうのではなく)、コーセンはALL INウィークにシカゴへ行きます。

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To be continued...