プロレスの萌えポイントを語る会

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魂の叫び!ACHをもっと日本に呼んでください!

シカゴではAAWを2日間とALL IN、メキシコシティではCMLLと、この夏、僕は海外で多くの試合を生観戦したわけだけど、その中でも断トツで輝いて見えたレスラーがいた。それはAAWで見たACHである。

 

新日本プロレス不定期で参戦しているから日本のファンにも馴染みがあるACH。今このブログを読んでいて、「確かに良い選手だけどそこまで良い選手なの?」と不思議に思った方も少なくないはず。日本のプロレスファンの間ではまだ「陽気」、「かわいらしい」、「ハイフライヤー」、新日本プロレスには珍しい「黒人」レスラー(人種差別的な意味ではなく)、「内藤哲也の入場曲にのせたダンス」といったイメージくらいしかないと思う。しかし、AAWで僕が見たACHは間違いなくダイヤの原石だった。

 

このブログ記事では、僕が実際に生で見たACHの試合を振り返るとともに、僕が感じたACHの魅力を語ったり、日本にもっと呼べと叫んだりする。

 

 

◇ 現地時間 8月30日(木) AAWDestination Chicago」 @Logan square Auditorium 

▶︎AAWヘビー級王座戦

【王者】ACH vs 【挑戦者】ジェフ・コブ

まずみんなに知ってもらいたいのはACHAAWヘビー級王者であるということ。日本ではジュニア戦線で戦ってるかつ「俺が俺が」という主役タイプではないACH。彼はAAWのリングではヘビー級王者であり、団体の顔的存在なのである。しかもこの日の対戦相手はゴリッゴリのヘビー級戦士であるジェフ・コブ。日本のファン的には「そんなもんジェフ・コブが勝つだろ」試合。

 

 

ACHのココが凄い!①

『受けの美学』

ヘビーもジュニアもないAAWのリングだけど、一応ACHは階級的にはジュニアヘビー。ジュニア戦士がスーパーヘビーと戦う時はいかに相手の技を食らわないようにするかが勝利への鍵の一つ。だけどACHは全部受け切っちゃう。ジェフ・コブの技を受けまくった上で勇敢に立ち向かうタフさたるや。やられても、やられても、立ち上がる。まさに受けの美学。このACHを日本で見せられたら日本人ウケ間違いなし。

 

 

 

ACHのココが凄い!②

『ズバ抜けたパワー・スピード・スタミナ』

生で見て一番驚いたACHの凄さはコレ!パワーもスピードもスタミナも一級モノ。散々投げられてきたのに何故試合終盤にジェフ・コブをぶっこ抜くことができるのか。試合時間が長いのにどうして試合序盤と比べてスピードが落ちていないのか。

ジュニア特有のスピードに、そんじゃそこらのヘビー級選手では全く敵わないでしょって言えるほどのパワー。試合終盤に見せたぶっこ抜きジャーマンやシットダウンパワーボムなんてフィニッシュ技として使えるレベル。

それらに加えて、スタミナである。どれだけジェフ・コブの技を受けても、試合時間が長引いても、集中力が切れた瞬間や魂が抜けた瞬間が一切なかった。こんな理想的なのある!?

スーパーアスリート・ACH、ここにあり!

 

 

最後は日本でまだ出していないフィニッシュホールド・バスターコールでACHが勝利!

ジェフ・コブに真正面からぶつかって、勝ったACH。実は8月4日に行われたAAWの興行でもジェフ・コブ相手にタイトルマッチを行い、王座防衛に成功しているので、1ヶ月に2度シングルマッチでジェフ・コブから勝利を挙げたことに。これはもうまぐれでもなんでもない。ACHは本当は強いんです。

 

試合後の観客の盛り上がり具合が凄かった。ピープルズチャンプ・ACH、ここにあり!

 



 

続いては翌日の興行。

◇ 現地時間 8月31日(金) AAW「Defininng Moment」 @Logan square Auditorium

▶︎AAWヘビー級王座戦
【王者】ACH vs【挑戦者】ブロディ・キング

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前日同様、急遽組まれたタイトルマッチ。
挑戦者のブロディ・キングは大ヒールということもあって、この日はACHが入場してきた段階で大「ACH」コールが。まさにピープルズチャンプ!

 

 

ACHのココが凄い!③

『辛い表情』

今年のBOSJシリーズでもよく見られたACHの辛い表情。ACHのタイトルマッチを2日連続で生で見て、ACHの痛がる姿は惹かれるものがあると再確認した。

投げ技を食らうと胸を張って肘を引いて「アーッ」と叫んで背中が痛いアピール、チョップを食らうと胸をおさえて泣き顔に、というように相手の技の威力を引き立てつつ、見る者を自分に感情移入させるというなかなか高度な技術を持つ。実際に痛いのはもちろんなんだけど、その痛みを観客に伝えるのが上手すぎる。

これは日本でもっと活かせるはず。相手の技の威力を引き立てて終わるのではなく、その先のステージまで日本でもいってくれ!頼む!

 

 

結局ACHは試合に敗れ、王座陥落ということに。ACHが負けた瞬間、僕は一気に魂が抜かれたような感覚に陥った。

試合後、一人リングに残されたACHはまた『辛い表情』。そんなACHを観客全員が大「GO!GO!ACH!」チャントで讃える。これがもう切なくて切なくて。

「日本でも昨日今日のようなお前が見たいよ!!」と心の中で叫んだ。

 

 

 

プロレスファンは「今このレスラーが面白い」とか「この団体が凄い」とか言うけど、それってレスラーと団体の相性がいいから言えることで、結局のところ一番肝心なところは団体とレスラーの相性である。ACHは日本でまだ本当の凄さを発揮できていない。しかしながら、ACH新日本プロレスの相性が悪いと僕は思ってない。ただ新日本プロレスは今後もっともっとACHを面白く使うことができるはずだと思ってる。

ACHはパワーもスピードもスタミナも揃ってるし、何よりスター性がある。日本でも使い方次第ではケニー・オメガを超える存在になれると僕は思った。いや、絶対になる。だって僕がAAWで生で見たACHは確かにダイヤの原石だったんだから。

まあ向こうでは既に宝石だったんだけど。

 

 

大事なことなので最後にもう一度言います。

ACHをもっと日本に呼んでください!彼の入場曲がファンの耳に馴染むまで呼んでください!彼にもっとチャンスを与えてください!

さらに野毛道場に住み込ませて、レスリングでスタミナを奪う作業や精神面も鍛えてください!彼は間違いなくスターになれます!

 

新日本プロレスさん、『ACHスター化計画』を宜しくお願い致します!