阿部史典がZERO1と交わる
岩崎永遠&北村彰基vs阿部史典(BASARA)&竹田光珠(666)
阿部史典ZERO1初参戦マッチ!特に話題になってないけど、僕は一人「うぉーっ!うぉーっ!」と興奮中!
ってことでこの試合の興奮ポイントを語ります。
バトラーツ精神を追い求める阿部史典のスタイルはいわゆる“バチバチ”。過去を振り返ると、バチバチとZERO1の相性は良い。澤宗紀×ZERO1、原学×ZERO1、…など。阿部史典×ZERO1の相性が悪いはずがない。もっと言えば、澤宗紀がZERO1のリングから離れてる今、バチバチ×ZERO1のニーズは拡大中。
阿部さん、刺激入れちゃってください!刺激受けちゃってください!
② 「ルーツ」がそこにはある
澤宗紀に憧れてプロレスラーになった阿部史典。澤が所属していた格闘技探偵団バトラーツでレスラーになりたかったそうだが、バトラーツは7年前に解散。でも阿部はバトラーツに触れてなくてもバトラーツ精神を追求して闘っている。そんな阿部は以前こんなことを語っていた。
「僕はその時代を経験していないから、どこまで行っても“通信教育”で育った人間で、心臓の本質の部分に触れてない。それなら参考文献を探すために、いろんなルーツを持つ相手のところに出向いていって、闘ってボコボコにされながら分析していくしかないんです」
週刊プロレスNo.1952 p.43
バトラーツ出身の日高郁人がいるリングという意味でも、澤宗紀が闘ったリングという意味でもZERO1には「いろんなルーツ」がある。「参考文献」がある。
そんなレスラー阿部史典とZERO1の初遭遇を放っておけるわけがない!
③ 鬼の阿部史典vs他団体の若手、いよいよ地上へ
阿部史典のキャリアは3年弱。いろんな団体(興行)に参戦してきたわけだけど、そのほとんどは先輩レスラーとの対戦。先輩だろうが容赦なく殴る阿部のファイトが面白いのはもちろんなんだけど、キャリアが下の相手でも超面白い。
というのも僕が今年の2月に見に行ったHEAT-UP王子大会での阿部史典のファイトがヤバかったから。
その日のカードは「飯塚優&井土徹也vs阿部史典(BASARA)&ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(今池)」。
HEAT-UPの若手vs名古屋インディーレスラー軍の構図。
まずスタートから阿部と飯塚の「この後の試合全部食っちゃうだろ!」っていうグラウンド。阿部も凄けりゃ、飯塚も凄い。
試合の中盤、HEAT-UP生え抜きの17歳・井土が倒れている阿部を蹴る。すると、阿部のスイッチがON。
起き上がって井土の顔を見て「はぁ〜!?」と笑い出す→井土を力ずくでぶっ倒して顔面に蹴りを入れ始める!
コレがホントヤバかった!写真はないけど、“覚醒飯伏”なんてもんじゃない!興奮した!
▼阿部ちゃん得意の不思議なソバット(回転浄土宗)
会場のほとんどがHEAT-UPファンだと思われる観客数100人弱の会場であれだけの殺気を生み出せる阿部史典は凄い。地下の会場(王子ベースメントモンスター)で眠っていてほしくないマッチだった。
この鬼の阿部史典vs若手の構図が地上7階(新宿FACE)に出てきます!
そして最後に。
明日は ゼロワン 新宿FACE大会!
— 阿部 史典 (@abe_fuminori) 2018年4月21日
ゼロワンさんのリング初参戦!
溜まり溜まった3年間の片思いの気持ちぶちまけます!
チケットまだ受付してますよー!#zero1 pic.twitter.com/WaIK3edLL1
待ちに待ってましたよ!!
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年4月21日
次に繋がる何かに期待してます!!
高専氏。
— 阿部 史典 (@abe_fuminori) 2018年4月21日
おいら頑張る。
これはもう期待していいでしょう!もうすぐ試合始まるかな?