プロレスの萌えポイントを語る会

〜迷っても行けよ 行けば分かるさ〜

「KENTA、ありがとう」って事!

リバーサル原宿でのKENTAサイン会レポなのか、内藤哲也vsKENTAの王位争奪戦の感想なのか、KENTAクロニクルなのか、自分でもよく分かりませんが、きっと全部です。

1ヶ月間、本気になったKENTAファンの独り言です。何卒。

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僕はKENTAのファン。

 

2010年夏。僕が小学5年生の頃。テレビをザッピングしていたら『KENTAvs青木篤志』に出会った。KENTAの顔と名前は知っていたけど、試合を見るのはこの時が初めて。KENTAvs青木はテーマのないシングルマッチとは思えないほど凄惨な試合だった。KENTAに一発で惚れた。

 

青木篤志とのシングルマッチから半年が経とうとしていた頃、KENTAはヒールと化した。

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ヒールのKENTAはとても魅力的だった。ただ悪態付いてるヒールじゃなかった。

 

「地上波放送終了」

「創設者の急逝」

「観客動員数減少」

 

ネガティヴな話題が続くプロレスリング・ノアを、在るべき姿に導くダークヒーローがKENTAだった。

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時には積極的に他団体に参戦するノアの選手たちを「内も盛り上げられねえヤツが外に出るな」と批判し、時には「愛のないマッチメークをするな」とGMを批判していたKENTA。

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当時のノアファンが思ってはいたけど口にできなかったことや「言われてみれば確かにそうだわ」と思うこと。

KENTAは刺激的な言葉と確かな試合内容を通して、ファンの支持を得ていた。

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僕もすっかりKENTAの虜になっていた。

 

「KENTAの虜」と言っても、当時頻繁に会場に足を運んでいたわけではない。僕は富山在住の小学生(中学生)だったから。

ノアの興行が頻繁に行われる後楽園ホールディファ有明にはそう簡単に行けなかった。

KENTAを生で観られるのは、年に1度のプロレスリング・ノア富山大会だけだった。

僕は地方で悶々とするプヲタだった。

 

そんな僕も今や二十歳。

一人で遠くへ出歩くことができるようになった。アルバイトも出来るようになった。

そしてそんな今、KENTAが日本のマットに帰ってきた。

 

KENTAが選手会興行で杉浦貴を撃破した時も、

KENTAがグローバルリーグ戦を優勝した時も、

KENTAが大阪でGHCヘビーを奪取した時も、

KENTAの防衛ロードも、

KENTAのノアラストマッチも、全て生で観ることができなかった。

 

だけど今ならできる。

小・中学生の頃にできなかった"現地での"KENTAの応援をいま爆発させている。

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そんな爆発の一環として観に行った、2020年1月5日 東京ドーム。

f:id:kusarigama:20200219204949j:imageKENTAが後藤洋央紀に負けてしまった。

KENTAのエモさのない負けを観て、かなり落ち込んだ。

 

「大丈夫、KENTAはNEW JAPAN CUPで必ずやってくれる」と無理矢理自分に言い聞かせていたら…

 

まさかのまさかだった。

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史上初の新日本プロレス東京ドーム2連戦の最終試合で、史上初のIWGPヘビー&インターコンチの二冠王者となった内藤哲也をKENTAが奇襲。そしてそのまま興行が終了。

荒れるドームとは裏腹に、僕のセンチな気持ちは一気に晴れた。

 

その翌日。1月6日、大田区総合体育館

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メインイベント終了後、倒れた内藤にKENTAが「何が言いたいかっていうと……この2本のベルト、俺いただいちゃうよって事!」とマイク。KENTAが二冠王者・内藤に正式に挑戦を表明。

 

1月7日、内藤哲也vsKENTAのIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル ダブル選手権試合が決定。

 

昨年6月、KENTAが新日本プロレスに参戦表明した際、戦いたい相手に内藤哲也の名前を挙げていた。f:id:kusarigama:20200221002011j:image

 

KENTAが戦いたい相手と戦うこと、

 

かつてカリスマと言われたKENTAが、いま日本プロレス界で一番のカリスマ的人気を誇るレスラー・内藤哲也と戦うこと、

 

ノア時代は団体内に全力を注いで、一切外に出なかったKENTAが「IWGP」に挑戦すること、

 

つまりKENTAが新日本プロレスの中心に絡むということ。

 

もう観に行かない理由がなかった。

すぐに大会チケットを購入し、富山⇄大阪の夜行バスを予約した。

 

 

それから11日後。

1月18日、リバーサルが大阪決戦2日前にKENTAのサイン会を開催することを発表。

 

KENTAのサインは持っていることには持っている。

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しかし、どちらも入手時に既にサインが入っていたもの。目の前でKENTAにサインを入れてもらったことはない。

そう、僕はKENTAに会ったことがない。

大会会場でKENTAが戦っている姿こそ生で観たことがあるけど、サイン会や撮影会などといった、KENTAとの接触の場を経験したことはない。

長年恋い焦がれた男に会えるチャンスがいま目の前に転がっている。

サインそのものが…というより、時が欲しい。

 

「行きたい…」

 

まあそうなる。

 

「だけど、平日の東京か…。しかも大阪決戦の2日前じゃん…。今回はお預けかな。またいつか会えるかな…」

 

半ば諦めモードに入った

…けど、やっぱり諦め切れず。

 

「…いや、次待ってるヤツに次なんてこないぞ。何回目の『今回は』だよ。KENTAの大阪決戦に向けて燃えるためにも、絶対に行かなくちゃいけないんだよ、お前は。」

 

僕が僕にそう声をかけた。

 

「よし、東京も行くぞ!」

 

しかし、KENTAサイン会参加にあたり、僕の前に2つの壁があった。

 

第一に、学校に関すること。

僕が普段通っている富山高専では、毎年2月上旬から2月中旬にかけて、卒業論文に関する口頭試問が行われる。今年度で高専卒業の僕は口頭試問直撃世代。

 

口頭試問の日付を決める権利は学生側にない。教官が提示した日付を学生が受け入れるのみ。これは困った。

 

そこで僕は「2月7日だけどうしても外せない用事があるので…」と教官たちにお願いしに行った。

何事だ、という顔をされたけど、本気で頭を下げたら、なんとか受け入れてくれた。

口頭試問、無事クリア。…といってもまあ授業はサボることになる

 

第二に、資金。

1.5東京ドーム観戦前は「春先までプロレス観戦はお預けかな。それまでバイトしてコツコツ稼ぐかな...」と思っていた。

そこにやってきた、KENTAのIWGP挑戦in大阪とKENTAのサイン会in原宿。全く貯金がないわけではないけど、せっかく行くならゆとりを持って行きたい。

そこで何年も前に購入してからずっとタンスの中で眠っていた内藤グッズを売りまくった。

旅の資金、無事クリア。内藤よ、人気者で居てくれてありがとう。

これは二冠戦に向けて、KENTAに忠誠を誓う意味でも良かったと思う。

(そもそも内藤グッズ持ってたんかい、というのは触れんで良し)

 

晴れてKENTAサイン会に行けることになった。

富山→東京の夜行バスを予約し、事前に予約していた富山→大阪の夜行バスをキャンセル&コツコツ貯めてきたマイレージで東京(羽田)→大阪(伊丹)のフライトを予約。

 

2月7日 富山→東京(夜行バス)

            KENTAサイン会参加

2月8日 スターダム後楽園

2月9日 東京→大阪(飛行機)

            大阪城ホールでKENTA応援

            大阪→富山(夜行バス)

 

といった濃いKENTA旅に。

 

そこからKENTAの過去の試合映像やKENTAと内藤の前哨戦、バックステージコメントを繰り返し見たり、KENTAの過去のインタビュー記事や週刊プロレスでの連載を読み返したりする日々が始まった。

僕の体の中で既にメラメラと燃えているKENTA熱に油を注ぎまくった

…というと、ちょっとネガティヴな表現に聞こえるかもしれないけど、とにかくKENTAファンの自分を鼓舞しまくった。

 

 

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そして迎えた2月7日。

整理券配布が始まる2時間前の午前10時にリバーサル原宿に到着。 

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既に20人以上が並んでいた。僕の後にも続々とファンがやってくる。

 

10時40分。リバーサルのスタッフが整理券獲得のための整理券を配布し始める。

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正午になったら、このステッカーに書かれた番号順に案内するから、一度解散してくれとのこと。

寒いところで並ぶよりはずっと有難いけど、朝の原宿でやりたいことなどあるはずがなく。

竹下通りのロッテリアでめちゃくちゃゆっくりバーガーを食べながら時間を潰した。

 

そして正午。整理券配布の時間。1人ずつ入店し、会計を済ませるという流れ。

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ちなみに列に並んでいる時、リバーサルの隣の店の店員が「こんな行列初めて」と呟いていた。この時にはもうサイン会の定員100人を超えていたようで。

 

12時30分。無事整理券をゲット。

FANG REVIVES Tee、GO2SLEEP CLUB Tee、新作・RELENTLESS CICATRIZ Tee。

3種のTシャツがサイン会対象商品だったけど、僕が店に入った時には、

FANG REVIVES Tee 残4(Mサイズのみ)、

GO2SLEEP CLUB Tee残1(XLのみ/ハンガーにかかったもの)、

RELENTLESS CICATRIZ Tee各種サイズ在庫あり、

といった具合だった。

僕はMサイズ、XLサイズ、Lサイズとサイズバラバラで全3種購入し、3枚の整理券をゲット。

 

そしてそのうち1枚を昨夏僕のKENTA熱を高めてくれたプ事の主・92さんに。

サイン会が始まるまで、「KENTAはIWGPを獲れるのか」を軸に92さんとプロレス談笑。

 

 

18時10分。リバーサル原宿前に三度参上。

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合流した数時間前、92さんと二人で

「今日のサイン会、最初に行く?最後に行く?最後が一番長く接触できる気もするけど、最後のほうだともうKENTAも疲れてるかな?」

なんて話し合ったけど、いざサイン会直前になると、KENTAに会えるというだけで有難く、最初か最後かなんてどうでもよくなり、二人ですんなりと列に並んだ。

 

18時44分。開始予定時刻(18時30分)より遅れて、KENTAがリバーサル原宿に到着。

冬の裏原の路上で寒さに耐えながら待っていたKENTAファンたちのテンションが一気に上がった。

砂漠に雨が降ったら、きっとあんな感じになるのだろう。

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まあまあ遅れてきたのに、笑顔でやってきたKENTA。スターのオーラがハンパない。

白パーカーにロングベージュジャケットを着こなせるアラフォーを初めて見た。

 

KENTAが到着し、すぐにサイン会が始まった。

 

18時55分頃。そろそろ僕の番。

KENTAが店内中央に座っている。KENTAの横には、リバーサルスタッフと新日本プロレスの記者たちがいる。そして店内には、KENTAの現入場曲が流れている。

 

まず僕の前に並んでいた92さんがTシャツを持って、KENTAのもとへ。

僕が緊張しているからなのか、店内に流れる入場曲の音量が大きいからなのか。92さんとKENTAの会話は聞き取れそうで聞き取れなかった。

 

いよいよ僕の番。

 

リバーサルスタッフと一緒にTシャツを引っ張る。そしてKENTAがTシャツにサインを入れ始める。

 

僕「学校サボって富山から来ました!」

 

KENTA「(手を止めて、ツッコミかます時の顔になって、ちょっとだけ声を張って)学校行かなきゃ!」

f:id:kusarigama:20200223124728j:image※ツッコミかます時の顔

 

リバーサルスタッフ&記者「(笑)」

 

いきなり思い出の一発頂きました。長年恋い焦がれた人からもらう最初の言葉が「学校行かなきゃ」という教育的指導だとは。

 

KENTA「高校?大学?」

 

僕「高専っていうところに通ってます。まあ大学生みたいなもんですけど」

 

僕は現在高専5年生。世間でいう大学2年生の世代である。

普段この手の質問をされたら、僕は「大学生です」と答える。だけど、この時だけは「高専です」と言いたかった。

というのも、「高専」というアカウント名でTwitterをやってるから。

KENTAが新日本にやってきた昨夏、KENTA公式ハッシュタグ「#KENTAG2S」をつけて何度ツイートしたことか。あの夏、「#KENTAG2S」を多用していたのは、僕と92さんとリバーサル公式の3人。

 

KENTA「あ〜っ、高専だ!」

 

この「高専だ!」が

「あ~高等専門学校だ!はいはい。あるね、そういう学校」と

「俺のファンのツイッタラーの『高専』だ!」のどっちを意味しているのか。

真相は分からない、というか知らなくていい。ただ、嬉しかった。

 

KENTA「えっ、じゃあ今日帰るんだ?」

 

僕「いやっ、このまま大阪へ行きます」

 

KENTA「(いきなりトーンを落として、クールな表情で) あっ、ほんとう…ありがとね」

 

 

 

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完っ全にやられた。とどめの一発だった。

 

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ノア時代から発揮してた"言葉のチョイス"と、WWE時代に磨きがかかった"表情"、そして最近新日本で使っている、楽しそうなトーンからの"いきなりマジトーン"。

まさかこのフルコンボが自分のもとにやってくるとは。

 

僕「いえいえ!最後に握手だけいいですか?」

 

KENTA「あー、是非(と言って固い握手)

 

僕「ありがとうございました。またいつか!」

 

次のファンの番が来てたけど、最後にGACKTの握手かっていうくらい強く手を握ってくれたKENTA。

やっぱりKENTAとはToo sweetより握手になっちゃう。僕にとってKENTAは、「BULLET CLUBのKENTA」以前に「憧れの人・KENTA」だから。

 

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店を後にして、92さんと一緒にとりあえず駅のほうへと向かった。

色々話したいことはあるけど、うっとりしちゃって言葉が出てこない僕。

 

92さん「とりあえずスタバ入ってクールダウンしよう(笑)」

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席に着いてからも、しばらくうっとりタイムに入る。

田舎モンが20くらい上の人と原宿ど真ん中にあるスタバでうっとりしながら華金を過ごす。

KENTAがくれた不思議な時間。

 

 

92さんが机にKENTAのサイン入りTシャツを広げて撮影を始めた。

この時、まだうっとりタイムに入ってる僕が自分のフラペチーノを92さんのTシャツにこぼしかけた。ここでやっと我に返った。92さん、すみませんでした!

 

そういえば僕もKENTAに貰ったサインをちゃんと確認していなかった。サインを入れてもらってる時は、KENTAとの会話に夢中でサインを見ていなかった。

92さんを真似て、僕も袋からTシャツを取り出し、机に広げた。

 

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FANG REVIVES Tee。メッセージ性が強く、大好きな一枚。そこに2020年のKENTAのサイン(「G2S」入りサイン)が入るのは嬉しい。ちなみにこのTシャツ、これで4枚目です。

サインに添える「G2S」は、vs世界を掲げている2020年のKENTAの主張なのかな。KENTAが開発した技なのに、CMパンクの手によって「GTS」として世界に広まったわけで。

 

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大阪決戦より発売…なんだけど、このサイン会で先行販売されたRELENTLESS CICATRIZ Tee。

 

92さん「完成してんじゃん!」

 

最初ネットでこのTシャツを見た時は、

「前作、前々作が超カッコよかっただけに…。う〜ん。左下にあるG2Sの位置もよくわからないし」

と思っていた。

だけど、左下の「G2S」プリントの対になるように右下にKENTAのサインが入った。サインのサイズもちょうど良い。どこか完成した感じがある。

 

大阪決戦前に作られたTシャツ。

その大阪決戦直前に開催されたサイン会。

そしてこの「完成した」感。

 

リバーサルとKENTAにやられた。今回のサイン会のためにあった一枚だった。最初微妙とか思ってすみません。

サインを入れてもらう時、「デッカくお願いします!」や「後ろに入れてください!」と言わなくてよかった。

 

 

そしてまたKENTAファン二人で「KENTAはIWGPを獲れるのか」を軸にプロレス談笑。

 

「今日のKENTA、頬がコケてたよね。相当走り込んでるよ。気合入ってるよ」

「スターのオーラだった。垢抜け度がハンパない。ベルト巻く奴のそれ」

「KENTAが言ってたベルト奪取後のプランは...」

 

色々と話した。2日後の大阪決戦に向けて、間違いなくボルテージが上がった。

 

 

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2月9日。大阪決戦当日。

東京から大阪に移動。

大阪に到着した後、まだ試合開始までたっぷりと時間があったため、サウナへ。

髪を二度洗っていることに気づいたとき、自分がいかに気が気でないかを知る。

 

14時00分。試合開始2時間前に会場に到着。

もっとゆっくりサウナに入っていればよかったのに、ソワソワして、無駄に早く会場に到着してしまう。

 

14時50分。入場完了。

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会場に入ったとて、することはない。ソワソワするのみ。

 

16時00分。試合開始。

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リングを見つめてはいるけど、試合を観ていない。そんな時間が続く。

 

メインイベント2つ前あたりからウォーミングアップを開始。首や肩を回して、深呼吸して、無駄に御手洗いへ行く。

 

19時15分。内藤哲也vsKENTAの煽りVTRが始まる。

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煽りV始めの「3万人から嫌われたことある?一瞬で」というKENTAの言葉に、客席から笑いが。

昨年11月の大阪。vs石井智宏の煽りV中の「萌え~!」がゲロスベリしてたことを思い出すと、「よくやった!」といった感じ。

 

19時18分。煽りVが終了。

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そしてチャレンジャー・KENTAが入場。

緑の照明にBC。過去も今も全部背負って挑む。

これはもう勝ってくれるだろうと思った。

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ただ1つ、気になる点が。GoDの二人がこの後乱入してくるとは思えない格好だったこと。

「KENTAにはガンスタンとマジックキラーがあるから」と思ってた矢先のGoDのダブルチノパン。まあでも、信じよう。

 

19時29分。運命のゴング。

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KENTAが場外へ避難し、内藤を焦らしまくる。
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KENTAペースが続く。これはいいぞ。

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ヒートアップ!

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同じ大阪の地でGHCヘビーを奪取した技、GAME OVER!
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ジェイが来たーッ!イイ!間違いなくイイ!
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…うっわ、ヒロムに連れてかれた。

他のBCメンバーは?え、来ない?

 

 

え、ちょっ、邪道さん!何してはるんすか!?

 

それでもKENTAペース。いざ征け、ブサニー!
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あれ?これは…
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内藤、勝つ。
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『STARDUST』が流れた瞬間の脱力感たるや。

KENTAが負けた。悔しかった。本当に悔しかった。

 

内藤を流血で覚醒させちまったのか…

 

 

RELENTLESS CICATRIZ…

Tシャツ言霊だった。

 

 

悔しかったけど、嬉しかったことが1つ。

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誰かの肩を借りるわけでもなく、千鳥足で去るわけでもなく、自分の足でピンと立って、ゆっくりと退場したKENTA。NJPWに則らない退場。

2020年の新日本プロレスの一部になっても、新日本プロレスに染まることはない、というKENTAの意志を最後の最後に感じた。

 

 

 

「KENTA、この1ヶ月間よく盛り上げたね」とか「KENTAはヒールとしての仕事をした」とか、そういうことは言いたくない。

負けたKENTAを僕は褒めたくない。

 

だけど間違いなく本気にさせてもらった1ヶ月だった。

一生忘れることのない東京&大阪の旅になった。

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21時過ぎ。阪急三番街高速バス乗り場に到着。

今日一日スタバとモンスターエナジーしか口にしていないことに気づき、バス出発前にCoCo壱へ。

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良い試合を観た後に美味しいものを腹一杯食べるのがプヲタ。

 

21時50分。富山行きの夜行バスに乗車。

 

 

24時になり、車内が消灯。闇に包まれたバスに揺られながら、僕は号泣してしまった。3列シートで助かった。

 

KENTAが負けたことに対する悔し涙なのか、KENTAに会えた喜びが今になってやってきたのか、また日常へ戻ることが寂しいのか、あるいは今聴いてる尾崎豊の「十七歳の地図」に感動しているのか。

自分でもよく分からないけど、きっと全部。

 

サイン会で、僕は最後に「またいつか」とKENTAに言った。

次また会えるのかなんて分からない。なんせ初接触まで10年かかったわけだし。

とか言って、近い将来、また会えたりしてるかもしれない。なんせ1ヶ月前にはこんな旅が待ってるなんて、全く想像できなかったわけだから。

…だけど、WWEにいる時のKENTAには冷めていたように、またKENTA熱が冷めることがあるかもしれないし。

 

でも、またKENTAに会えることを信じて。

 

 

 

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2月10日、午前5時35分。富山駅に到着。

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その日の授業で提出しなければいけないレポートを駅の自由スペースで早急に仕上げる。

 

6時30分。最寄駅に到着。

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東京へ発つ日に積もっていた雪は、ほとんど溶けていた。

それだけ長い時間が経ったということか、僕のKENTA熱が富山に届いていたということか。

間違いなく前者だけど、KENTA熱で地元の雪まで溶かしたと思いたい。

 

そしていつもどおり学校へ行き、寝不足のまま卒業研究の口頭試問を終えた。無事に僕の高専卒業が(ほぼ)確定。

 

2月11日。新しいバイト先の初出勤日。

しかし、企業側から「本日はお休みとなります」とまさかの逆ドタキャン。

 

2月12日。高専生活最後の授業をあっさり終える。

 

こうして日常に戻っていく。旅中の1日に比べたら薄っぺらい1日一日が淡々と過ぎていく。

 

 

 

2月16日。KENTAのIWGP挑戦から丸1週間。

思い出が薄れてしまう気がして見られなかった「動画での内藤哲也vsKENTA」を、ちょっとだけ勇気を出して、新日本プロレスワールドで見る。

 

「自分は日々何を残しているのか。死んではないけど、生きてもないような日々を続けてるだけじゃないか。たまに観に行くプロレスだけが『生きてる時間』になってしまっているのではないか。KENTAみたいに強く生きなきゃ」

 

発信を重ねてきたKENTAが大一番に挑んでいる姿を見ると、そんなふうに思えてきた。

 

そしてこの時、2月9日の大阪城ホールに取り残された自分がようやく富山に帰ってきた気がした。

 

試合を見終えて、先シリーズ中にKENTAがTwitter上で言っていた言葉を思い出す。

 

「時間を有効に使ってくれ」

 

 

 

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友だちとの時間や家族との時間。

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5年間の高専生活。友だちと遊びに行ったりすることもなく、プロレス旅だけを拠り所にしてきたけど、最後の最後にちょっとだけ変われた気がする。

新日本プロレスワールドで内藤vsKENTAを見直した16日から今日に至るまで、以前よりも毎日を噛み締めてる気がする。

毎日を大切にできるっていいな。

 

 

 

 

 

あ、プロレス旅は今後も続けますよ。

 

まあ結局、僕が何を言いたいかというと…

 

 

「KENTA、ありがとう」って事!