プロレスの萌えポイントを語る会

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AAW 1日目 〜プヲタ高専生の武者修行記〜

8月28日(火曜)から9月8日(土曜)にかけてシカゴとメキシコへ行ってきた。お目当てはもちろんプロレス。

シカゴではシカゴが本拠地のインディー団体・AAWの興行を2日間とCody&ヤングバックスによる興行・ALL INを、メキシコシティではCMLLの火曜決戦を観戦した。

どの興行においても、感じることや考えさせられたことが多くあったから、「鉄は熱いうちに打て」ということで、思い出が風化しないうちにここに記しておこうかなと。

まあとてもココには書けない話もあったんだけど…

 

 

ということでまずはAAW観戦記から。日本にはあまり馴染みのない団体なので、まずは簡単に説明を。

AAW(All American Wrestling)とは2004年に旗揚げされた米国のプロレス団体で、団体の顔がACHだったり、過去のチャンピオンにセス・ロリンズがいたり、米インディーに疎い日本のプロレスファンからしてもなかなか凄い団体。

ちなみに所属のレスラーは一人もいない。試合内容的にも継続年数も興行の頻度も全然違うけど、団体のカタチという点だけで言えば、現代日本プロレス界におけるDSW/TCWと同じ。そしてACH=ユン・ガンチョルみたいな感じ。

 

僕が行った会場はそのAAWのホームとして知られるLogan square auditorium。

地下鉄ブルーライン Logan square駅から徒歩3分のこの会場。シカゴの地下鉄は乗換をしなければ距離に関係なく一律2.25ドルだし、駅からすぐだし、足がなく、公共交通機関を利用するしかない遠征系プヲタにとっては非常にありがたい。

 

会場前に到着すると、過去に何度もこの会場での興行を映像で見ていた僕は「えっ、この建物の中にあの空間があるの?」と驚いた。イメージしてた会場の外観と実際の会場の外観のギャップは後楽園ホール級。

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この日は開場時間の5分前に会場に到着。入り口には既にかなり長い列ができていた。

ちなみにこの日は何のアナウンスもなしに開場時間が15分遅れた…

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そしていよいよ開場。

階段を登って、

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さらに奥にある階段を登ると、入場ゲートに到着。

事前にネットで購入したeチケットのバーコードをスタッフが持っている機械にかざすだけでOK。
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中に入ると選手たちがリング周辺でグッズを売ってた。これぞ米インディースタイル。
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僕も早速この興行のメインイベントを務めるLUCHA BROTHERSのもとへ。

Tシャツ(20ドル=約2,200円)を一枚購入し、記念撮影。

察しの良いレイ・フェニックスが「日本から来たの?」と聞いてきたので、「そうです!昔ノアで見てましたよ!」なんて簡単な英語で言って。フェニックスの英語がかなりキレイでビックリ。

 

イスには数字が書かれたテープのみ。ここに書かれた数字と何列目かで観客は自分の席を見つける。

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会場内にはバーも。試合前からビールが売れる売れる。ちなみにレッドブルですら4ドルもしたからビールも決して安くはないはず。

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そして時刻は19時30分。いよいよ興行スタート。

 

ここからはザッと試合を振り返り。

 

▶︎AAWタッグ王座選手権試合

WRSTLING(デヴィット・スター&エディ・キングストン)

vs

Besties in the world(デイビー・ベガ&マット・フィチェット)×

withスカーレット

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この日の興行は出場選手と目玉カードしか事前に発表されていなかった、かつ試合順は一切発表されてなかったんだけど、第一試合からいきなりタッグ王座戦が。しかもレフェリーの隙をついたベルト殴打からのカウント3であっさり王座移動。2daysの一発目からめっちゃアメプロ全開だった。

観客の今夜は楽しもうという姿勢が初っ端からビッシビシ伝わってきた。第1試合から会場の空気が新日後楽園のメイン級。「この試合でこんなに盛り上がっちゃったらこの後あんたらどうすんの?」と思うくらい。

今夜は楽しもうと思うのは日本のプロレスファンも同じだけど、それを会場で表現するパワーがケタ違い。いくら映像で見てても、会場に来て初めて感じることっていっぱいあるな……なんて第1試合から考えさせられた。

そんで色々あって、試合途中にチャンピオンチームのセコンド・スカーレットを連れ去ったジェフ・コブとACHによるAAWヘビー級王座戦が行なわれることが急遽決定。

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AAWではジェフ・コブはヒールなんです。

 

 パコ vs スティーブン・ウルフ× 

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会場のパコ人気と僕のテンションが合致しなかったのは内緒。

 

▶︎3wayマッチ

DJZ vs マイロン・リード vs ラレド・キッド×

DJZの入場と生マイロン・リードだけでも満足だったんだけど、試合も良い意味で予想通りで最高。

あと序盤であっさりとマイロン・リードのカナディアンデストロイヤーが炸裂したのがまあまあの衝撃だった。

 

▶︎AAWヘリテイジ王座戦

トレバー・リー vs エース・ロメロ×

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会場のエース・ロメロ人気が凄い。ロメロの入場時には観客全員でアウトフィールドの「Your Love」を大熱唱。

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観客は試合中もずっとエース・ロメロを応援。やはり動けるデブは北米ウケするなあと実感。

個人的にはエース・ロメロの動きよりも、トレバー・リーのヒールテクの方がよっぽど光って見えた。面白かった。

 

カート・スタリオン&ジェイク・サムシング

vs

OI4K (デイブ・クリスト&ジェイク・クリスト)×

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結構楽しみにしてたOI4Kなのにあんまり記憶にない…

 

ジミー・ジェイコブス&ブロディ・キング

vs

サミ・キャラハン&ジェシカ・ハヴォック×

私的MOTN!キャラハン最高すぎ!キャラハンの試合に関してはまた別記事を書く必要がアリなので、ここでは触れません!

 

ここで休憩時間。

キャラハンの試合がヤバすぎたので早速キャラハン売店へ。

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…ここでビックリだったのが、凄く会場を盛り上げた選手が売店に立っていても、観客はあまりその選手の売店へ寄らないということ。サミ・キャラハンの試合なんてキ●ガイみたいに客席が盛り上がってたのに、試合直後のキャラハンの売店が人気だったかと言えば、決してそうではなかった。

みんな試合中にバーで売られてる缶ビールを飲みまくってたし、経済的に余裕がないからグッズまでは買わないというわけではないっぽい。

シンプルに試合にしか興味がないから、あるいはキャラハンの売店は過去に何度も寄ったからなのか。

日本だと超面白い試合を見せてくれた選手が試合直後に売店に立ってたら、飛ぶようにグッズが売れると思うんだけど。会場人気と売店人気が比例するくらいになると思うんだけど。

まあ会場もオーバーリアクション感あったし、そんなもんなのかなあなんて思いつつ…

 

キャラハンの次はスカーレットと♡

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バーにはビールを求める輩たちがたくさん。

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…そんな感じで15分程度の休憩時間も終わり、後半戦へ。ちなみにこの時点で21時20分くらい。

 

MJF vs コルト・カバナ×

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シカゴはカバナの地元ということもあって、会場のカバナ人気がまあ凄かった。カバナのファンキーなキャラクターとMJFの捻くれ者具合がめちゃくちゃマッチしてて超面白かった。試合の平均点が高い興行のケツから3番目でこのバラエティマッチが組まれても文句ナシ!興行全体の緩和剤くらいになっててちょうどよかった。

 

▶︎AAWヘビー級王座戦

ACH vs ジェフ・コブ×

ACHの試合も別記事を用意する必要アリ!ACH最高!もっと日本に来て!!もっと新日本呼んであげて!!

 

▶︎メインイベント

The LUCHA BROTHERS(ペンタ・エル・セロ・ミエド&レイ・フェニックス)

vs

The Mexibloods(フラミータ&バンディード)×

素晴らしい試合をありがとうございますと心底思った。

しかしバンディードとフラミータがここまで凄いとは。長らく見ていなかったドラゲーもそろそろ復帰時かなと。

あとペンタのチョップがZERO1級の破壊力だった。

 

 

そんな感じで興行終了。試合直後のルチャブラザーズの売店には凄い人だかりが。

やはりキャラハンだと有り難みがないのか。シカゴでは通常運転とされる暴走キャラハンに僕が興奮しすぎただけなのか…

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僕はジェフ・コブ売店へ。2Sを撮ってもらう時に「ごめんね、汗かいてるのに触れちゃって」と言われてもっと好きに。汗フェチなので構いません。

 

興行終了後の会場の床は缶や紙クズなどのゴミだらけ。ただ観客のマナーが悪いなんていう話ではなく、欧米では散らかすことで相手に楽しませていただきましたと示すので、あくまで文化の違い。

むしろ日本もコレでいいじゃんと思う。
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地下鉄の駅に戻って時計を見ると、既に23時を回っていた。必殺3時間半コース。日本では後楽園なんかで平日の21時30分過ぎに興行が終わっても遅いって感じるのに。

ここらへんも“違い”だなあなんて思いつつ、ホテルへと向かった。

 

 

次はAAW2日目!!