プロレスの萌えポイントを語る会

〜迷っても行けよ 行けば分かるさ〜

高専式プロレス大賞2018

某プロレスブログを読んでると書きたくなってきたので、便乗して『生観戦限定選出!高専プロレス大賞2018』を。

 

MVP

阿部史典

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今年のプロレス界を振り返った時に一番語れるのはこの人。柳澤健『2018年の阿部史典』を執筆してもらいたいくらい。

華やかなエース型レスラーでもなければ、揺るがない強さが売りの王者型レスラーでもないけど、どこか主役感のあるレスラー。

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どんな試合でも「意味」を作るし、どの試合も予定調和で終わらせないし、そして何よりまあ人間臭い。

こんなに見てて楽しくなるプロレスラーもいない。

ガチガチに緊張したレスラーも味だけど、やっぱ楽しそうにプロレスやってるレスラーが一番。いつだってファンはプロレスを愛してるレスラーを好むし、その愛を分かりやすいカタチ(試合)で見たい。そして阿部史典のプロレスにはそんな愛が見られる。

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もっと言うと、バカバカしいムーブはあっても、試合に無駄な流れ(展開)を作らない阿部史典はプロレス界の宝です。

あとヒートアップの若手・飯塚優との若さ溢れる激しくアツい攻防は密航してでも見に行く価値アリ。

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ここからは、2018年、ファイトを生で見て、心に刻まれたレスラーたちを思い出して列挙していきます。

 

桃野美桜

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昨日書いたブログのとおり、ホントいいレスラー。

僕の中で「プロレスを見て元気をもらう」みたいな言葉が使いたくないワードの最上級にある。というのも、人って本当に元気がない時はプロレスを見る元気すらないと思うから。

だけど美桜ちゃんの試合に関しては元気をもらうんだよね。

美桜ちゃんのファイトを見てると、「この娘、頑張ってるんだろうなあ」と感じて、その後に「果たして美桜ちゃんと同じ世代の俺は美桜ちゃんほど毎日を頑張れてるのか?」って思えてくるんだよね。

 

奥田啓介

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3月の東方英雄伝後楽園大会で中国人レスラーズをボッコボコにする姿を見て、完全に虜に。

カラダは大きくはないけど、巌流島やラウェイに挑戦して、「プロレスラーの強さ見せてやる」、「“闘い”見せてやる」って言ってるんですよ。応援しないわけないでしょう。

 

鈴木秀樹

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今年は2015年春以来の生鈴木秀樹を体験。今更ながら気付いた。この人、強い。

 

小仲=ペールワン

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ただの怪奇派に見えて、めちゃくちゃ良い仕事をする名古屋のレスラー。

「業界には認められてるけど、世間に認められてないレスラー」(東京03豊本談)

 

大谷晋二郎

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この方と弾丸戦士はもう神領域だから、こうやって“今年”括りにするのもおかしい気はするけど。

夏に見たZERO1イベントプロレスの大谷晋二郎がカッコよすぎた。ZERO1の無料興行は素晴らしいと噂には聞いていたけど、ここまでだとは。改めて大谷晋二郎の偉大さを確認した。

 

大和ヒロシ

「あれ?大和ってこんなにZERO1に合うの?」っていうくらいZERO1で見た大和が良かった。地味に目が離せないフリーランスレスラー。写真はナシ…

 

タイゲル

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アレナメヒコで見つけた逸材。初代ミスティコ(カリスティコ)のような所作の美しさと謎なタフさを持つルチャドール。米インディーマットで戦わせたら大きく飛躍しそうな感じ。

僕が見たCMLL火曜決戦で唯一おひねりが飛んだ試合がタイゲルvsレイ・コメタ。

 

バンディード 

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AAW2日間とALL INメインでの彼のファイトを見て虜に。300人規模(?)の会場で二夜連続で観客数に見合わない超超超凄い試合をして、その翌日には1万人規模の興行のメインを務めあげちゃうんですよ。

(ちなみにAAW2日間とALL INに上がったレスラーはバンディードだけ)

アメリカンドリームを掴もうとしてる夢あるレスラー。

 

サミ・キャラハン
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キ○ガイ・オブ・ジ・イヤー。相手の股間に五寸釘を刺したり、会場のセキュリティとマジ喧嘩したり、一試合見ただけで語れちゃうあたりが凄い。


マルコ・スタント
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平成最後の夏一番の衝撃だったレスラー。ぬいぐるみかよっていうくらいのやられっぷりからの反撃、衝撃的。気になる方は是非動画で。

ACH

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今年はAAWヘビー級王者として色んなレスラーとタイトルマッチで戦ったACH

ALL INウィークのシカゴで見せたvsジェフ・コブはプロレスファン全員に見てほしいレベルの好試合。

パワー、スタミナ、スピード、肉体、キャラクター、痛がり方、…。全部揃ってる。the best wrestler of all timeかもしれない。

噂されてる来年1月からのWWE行きは多分本当なんだろうけど、ACHWWEで売れなかったら嘘だね。コイツが掴めなきゃ世の中信用できなくなっちゃうよ。

ACHケニー・オメガを超えるポテンシャルを持ったレスラーなんですよ!!

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We love you!!

いろいろありました

 

 

てな感じで、2018年のプロレスも面白かったなと。

来年も多分こんな調子です。

 

 

そして最後に。

北村克哉

 

3月に欠場に入った北村。今年は撮影会イベントには参加できたものの、一度も生で試合を見られず。

だけど間違いなく僕は北村克哉ファンのままだから。

 

北村克哉ほど表に出る仕事に適した人間はいないなって思ったのも今年の2月の撮影会でだったな。

誰にも作り出せない力を北村克哉からは感じるんだよ。

いつでも、どこでも。

また表舞台に立つ北村を待ってるよ!