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プロレスの萌えポイントを語る会

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いまのWRESTLE-1がすごく推せる

https://www.instagram.com/p/BR8HJ70hNB0/

3月20日はDDTを生観戦した後、後楽園ホールでWRESTLE-1を興行の途中から生観戦した。とにかく今のWRESTLE-1は本当に面白い!昨年は続々と所属選手が退団していったけど、皮肉にも大量離脱があったプロレス団体が魅力的だというのも確か。そして選手の大量離脱を経験した今、河野真幸選手が「出て行ったヤツらが辞めなきゃ良かったと思う団体にしてやる」と言ってたように、WRESTLE-1に残った選手たちの熱い思いが試合やマイクアピールからすごく伝わってきて、すごく魅力的。今WRESTLE-1ではキャリア組とNEW ERA(若手軍)の世代抗争が行われているけど、キャリアのある選手たちも若い選手たちもWRESTLE-1を盛り上げて、もっと多くの客にWRESTLE-1を観てもらいたいという目指しているコンセプトは一緒で、それがダイレクトに選手たちの試合や言葉から観ている側に伝わってきて、すごく感情移入ができる。またWRESTLE-1は2〜3年ほど前までは定期的に両国国技館でのビッグマッチを行っていたけど、今は横浜文化体育館が年に一度のビッグマッチで、選手たちも両国国技館で試合をすることが珍しいことでもなかったはずなのに、過去のことを引きずることもなく、横浜文化体育館大会を成功させたいという選手の愚直な思いも選手の戦っている姿と重なってすごく推せる。メインイベントのWRESTLE-1チャンピオンシップの試合後に芦野祥太郎選手が「WRESTLE-1を両国、そして東京ドームへ」と言ってたけど、これは本当に実現してほしい。デビューから2年とは思えない試合内容と負けん気の強さとプロレスラーの色気を兼ね備えた芦野選手なら連れて行ってくれるはず。WRESTLE-1は小中高生は500円、興行開始から一時間後なら2,000円と気軽に生観戦ができる価格設定だから、一人でも多くの人が会場へ足を運んで、選手たちの思いを感じとってくれればいいなと切に願う。

#WRESTLE1#w_1#レッスルワン#芦野祥太郎#プロレス#後楽園ホール#puroresu#prowrestling#KorakuenHall#NEWERA



新日本プロレスの試合会場の初心者でも楽しめる環境づくりが素晴らしい

先日は新日本プロレスのNEW JAPAN CUP一回戦を観に愛知県体育館まで行ってきました。

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会場には4,515人(主催者発表)の観客がいました。メディアが取り上げているように子供や女性のファンが多かったです。特に今回の興行は小中高生対象の割引料金のチケット(1,000〜2,000円)がなかったにも関わらず、多くの子どもが観にきているあたりは本当に凄いです。さらに言うと、一番安いチケットでも5,000円というやや強気な価格設定なのに多くの観客が集まっているというのは本当に凄いです。しかもその翌日は尼崎の同規模の会場で興行を行って、満員にさせているあたりもさすがです。来週のNJC決勝、アオーレ長岡大会に関しては全席種がソールドアウト。さすが新日本プロレスです。それもそのはず、今年の新日本プロレスはとにかく試合内容が素晴らしく、新日本プロレスを観に行けば面白いものが必ず観られるという安心感があります。

オカダ・カズチカvsケニー・オメガ内藤哲也vs棚橋弘至、KUSHIDAvs高橋ヒロム、オカダvs鈴木みのる、内藤vsマイケル・エルガン、ヒロムvsドラゴン・リー、オカダvsタイガーマスクW、ヒロムvs田口隆祐、タグチジャパンなど、どの試合が東スポプロレス大賞の年間ベストバウトを受賞をしてもおかしくないクオリティです。逆に言えば、どの試合が受賞してもファンが「何であの試合じゃないんだ?」となるくらい、どの試合を見ても面白いです。


で、愛知県体育館の話に戻りますが(笑)、試合開始前の開場時に【新日本プロレスに存在するユニット+ユニット誕生の流れ】【各ユニットに所属する選手】【選手のフィニッシュホールド】の3つを紹介する映像が流れていました。


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これはデビット・フィンレー選手の紹介映像の写真です。


この3つのポイントは本当に大事です。

まず1つ目の【存在するユニット+誕生の流れ】はプロレスを楽しむ上で知っておいてほしいものの一つです。

プロレスの面白さの一つに「歴史を知ること」があります。

ただ試合を観ただけでも「すげぇ!」と思わせるプロレスを提供している新日本プロレスですが、過去の歴史を知れば、プロレスはより面白くなります。例えば2014年1月4日東京ドームで行われたIWGPインターコンチネンタル選手権、中邑真輔vs棚橋弘至は試合内容が良く、観ている側は「この試合、どっちが勝つんだろう⁉︎」とワクワクしながら試合を観ていました。実際に僕も会場でこの試合を観ましたが、会場にいた観客も友達同士で「最後はタナ(棚橋)が『愛してま〜す』で締めるだろうな」、「いや『イヤァオ』で終わる」といった会話をしていたように、予想を楽しんでいました。

だけどこの一戦は単に「どっちが勝つんだろう⁉︎」という一戦ではありませんでした。この一戦は新日本プロレスが低迷していた頃に団体を支えていた二本柱の中邑と棚橋が2年3ヶ月ぶりにシングルマッチで交わること、親会社がブシロードになってから初めてシングルマッチで交わることが、観客に高揚感を与えていたと思います。

このように歴史を知れば、知るほどプロレスは楽しめます。だから存在するユニットやユニット誕生秘話を知れば、新日本プロレス初心者もより楽しめると思われます。

2つ目の【ユニット所属選手】も“流れ”を知る上で同じように大切です。


3つ目の【選手のフィニッシュホールド】は、これがまた結構大事だったりします。

過去に僕がプロレス初心者の友人とプロレス観戦に行ったときの話で、カール・アンダーソン選手のガンスタンが決まった瞬間に「あー終わったか」と言っている隣の観客を友人は不思議がって、「なんでみんな試合が終わったとかわかるの?」と聞いてきました。

そのときに、僕ら(ファン)からしたら凄い試合も、初心者からしたら「えーそれで終わるの?」となることもあり得るなと考えさせられました。

例えば2014年のWWE NXTで行われたネヴィルvsサミ・ゼインはとにかく凄い技を連発していましたが、最後はサミ・ゼインのヘルヴァキック(コーナーポストにいる対戦相手の顔面へのキック)で試合が終わり、「こんなに激しい試合をしたのにそれで終わるんだ」感が若干ありました。僕はサミ・ゼインのフィニッシュホールドを知っていましたが、この試合を予備知識のない人が見たら、「超凄かったけど、最後これ?」と思う人も出てくるような試合でした。

そんなことを考えれば、フィニッシュホールドを知るって結構大事だったりします。あとフィニッシュホールドが対戦相手に決まっても3カウントが入らなかったら、観客は燃えますが、その高揚感も味わえないのです。会場にいる他の観客と一緒に「ワン、ツー、スリー!」と合唱もうまくできないのです。


はじめてプロレス観戦に来た観客に、観戦における重要なポイントを会場の大きなモニターを通して伝えるというこのちょっとした努力も新日本プロレスが愛されている理由の一つなのかなと思います。




北村克哉選手がたまらない

2016年1月3日、ディファ有明で開催された「大プロレス祭り」にて岡倫之と北村克哉の新日本プロレス入団が発表され、公開記者会見が行われた。

他団体の選手の移籍ではなく、デビュー前の新人の入団が発表されるのは近年の新日本プロレスでは異例である。新日本プロレスではデビュー前の新人は練習生として新日本プロレスの道場(寮)に住み込み、練習や雑務の経験を一定の期間(※)重ねて、プロレスラーとしてデビューする運びとなる。入門テストに合格しても、厳しい練習生の期間中に挫折して、夜逃げするケースが多いプロレス業界。新日本プロレスでプロレスラーデビューすることを夢見た練習生がいつ夢を諦めるかわからない。道場に住み込む前にファンに対して新人の実名と経歴を発表してファンを煽るなど異例なのだ。裏を返せば、それほどすごい新人なのだ。
(※一定の期間…個人によって差がある)

岡倫之は2013年に新日本プロレスの公開入門テストに合格し、全日本レスリング選手権大会フリースタイル120kg級優勝などのレスリングの実績を買われ、新日本プロレスの親会社であるブシロードレスリング部である「ブシロードクラブ」所属のレスラーとなった。“プロレスラー”ではなく、“レスラー”としてスタートしたものの、ゆくゆくは新日本プロレスに入門してプロレスラーデビューすることを宣言していた。

岡は新日本プロレスの公開入門テストに大好きなアニメのTシャツを着て参加するほどアニメが大好きで、近い将来新日本でデビューする“アニメオタク”としてプロレスラーデビュー前から新日本プロレスファンの間で認知されていた。また後楽園ホールなどの東京都内(または都内近辺)で新日本プロレスの興行があるときは会場のグッズ売店にてファンと交流していたこともあり、新日本プロレスファンに認知されていた。

そして近年新日本プロレスでデビューを果たしたプロレスラー、通称「ヤングライオン」たちに比べ、圧倒的なカラダの大きさを誇ることやレスリングのバックボーンがあることから、他のヤングライオンよりも会社やファンに“スーパールーキー”扱いされていた。

そんな岡の新日本プロレス入団の発表はファンにとって「いよいよ期待の新人がプロレスの門を叩くのか」といったところだったが、北村克哉の入団が発表されたときは頭に「?」が浮かんだプロレスファンも多かったことだろう。

その北村克哉という男は185cm、115kgの岡よりも筋骨隆々であり、“ヤングライオン”特有の初々しさのかけらもない色黒な肌をしていた。それもそのはず、北村克哉は2016年1月3日時点で既に30歳だったのだ。ちなみに岡は当時24歳。30歳でプロレスの門を叩くとは遅い。岡と北村の入団が発表された日にデビューを果たした川人拓来は当時18歳だ。これは遅い。いくら妻子を背負ってないとしても30歳で練習生として一から始めるのは極めて珍しい。ちょっとこの人おかしいかも。

しかも記者会見にスーツ姿で登場した岡に対して、北村はTシャツに迷彩のチノパンで登場。うん、やっぱりこの人おかしい。

更に北村はリング上でTシャツを脱ぎ捨て、自慢の肉体を披露。デビュー前の新人がリング上で肉体を自慢するとは。狂ってる。

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しかしそんな北村克哉の経歴をアナウンスされて、驚いた。岡同様、全日本学生選手権フリースタイル120kg級優勝などのレスリングの実績があって、このカラダ。北村も新日本プロレスの“スーパールーキー”だった。


その2日後の新日本プロレス後楽園ホール大会のオープニングで挨拶をしたっきり、2人は厳しい練習期間へと入り、ファンの前に姿を表すことはなくなる。


2017年になり、岡は1月3日にディファ有明永田裕志を相手にデビューを果たした。会場で雑務をこなす北村の姿も見えるようになった。道場だけではなく、会場でも雑務をこなすようになれば、プロレスラーデビューも近いという意味だ。


今日から3日前の3月11日に僕は愛知県体育館で行われた新日本プロレスの興行を観戦してきた。開場時にはホウキでリング周辺を掃除する北村練習生の姿があった。その北村練習生の元にファン(?)がやって来て、差し入れのプロテインらしきものを渡していた。そしたら北村は会場に響き渡る声で「ありがとうございまーす!」と言いながら、お辞儀をしていた。やはり体育会系なだけあってお礼と声は人一倍大きい。そしてそのファンらしき人にツーショット撮影を頼まれた北村練習生は「本当はダメなんだけどなぁ〜…」といった顔をして、掃除をするフリをしながら、目線をカメラに向けていた。その時の「ダメなんだけどな」という顔がすごかった。差し入れを受け取ったら大声で感謝を表し、雑務をサボっていると勘違いされないか不安になれば露骨に顔に出す。その目は少年のような目だった。まさに“バカ正直”な男といったところ。


そして昨日3月13日、中西学のインフルエンザによる欠場を受け、北村克哉が急遽デビューを果たした。岡とタッグを組んで、タマ・トンガ&タンガ・ロアの元IWGPタッグ王者チームとの対戦。やはり扱いが違う。試合には敗けたものの、会場で北村デビュー戦を見守ったファンが撮った写真をSNSで見る限り、北村は相手チームよりもはるかに大きいし、はるかに黒い。さすがスーパールーキー、31歳でデビューを迎えても、遅れを感じさせない風格がある。


プロレスラーは変わった職業だ。家族や恋人との時間を犠牲にして、自分の体も犠牲にして、全国を渡り歩く。いつ選手生命が終わってもおかしくはないし、もっと言えばその日に死ぬかもしれない。こんな職業、他にない。

さっき北村のことを「狂ってる」と表現したが、極論を言えば、こんな職業をしている“プロレスラー”は全員狂ってる。北村は31歳でデビューをした。他のプロレスラーのデビュー年齢よりも明らかに遅い。狂ってる。


しかし遅咲きのデビューをしても、北村は誰にも文句を言わせないカラダを持っている。

正直、カラダ“だけ”はすごいプロレスラーは世界にたくさんいる。筋肉はすごいが、レスリングはイマイチなプロレスラー。しかし北村はレスリングでの実績も誇っていて、一年以上の練習生期間を経て、デビューを果たした。

遅めのデビューにも関わらず、スーパールーキー扱いをされてしばらく大変だろうけど、北村克哉、頑張れ。

北村克哉、バンザイ。