ニューヨーク裏レッスルマニアの旅に向けてクラウドファンディングを計画してます!
突然ですが、昨年の夏、プロレスを求めて、シカゴとメキシコシティまで一人で行ってきました。
2015年の春に富山高専に入学してから、アルバイトをしては、貯めたお金でプロレス観戦の旅に出かけるというのを繰り返してきましたが、海外まで行ってプロレスを見るのは初の試みでした。
シカゴではAAWというプロレス団体の興行(500人規模)とALL IN(1万人規模)
メキシコシティでは“聖地”アレナメヒコ(1万人規模の会場)でCMLLというプロレス団体の興行を見てきました。
▽ 衝撃だったAAW
シカゴで見た興行『ALL IN』は現在のアメリカプロレス界を大きく動かした歴史的な一夜と言われるほどでした。
メキシコシティにあるプロレス常設会場・アレナメヒコで見た『CMLL 火曜決戦』では、国技としてプロレスが浸透しているメキシコのリアルを見ました。
しかし、「歴史」よりも「伝統」よりも、一番印象的だったのはインディー団体・AAWの500人規模の興行でした。
リングにいるプロレスラーたちと客席にいる観客たちが作る空間に感動したのです。
規模こそ大きくはないですが、選手たちの「今日来てくれたお客さんには楽しんで帰ってもらうぞ!」という姿勢と、観客たちの「さあ今夜は楽しむぞ!」という姿勢が、興行に物凄い熱を生んでいたのです。
日本のファンも、向こうのファン同様、プロレス興行を見に行くときは「さあ今夜は楽しむぞ」と思うはずです。ただ、向こうのファンはそれを表現するパワーが桁違いでした。
ちゃんと対戦相手との戦いに集中しながらも、ナチュラルに観客を煽る選手たち。そしてそれを見て、ビール片手に叫ぶ観客たち。客席の盛り上がりを受けて、選手たちはさらにエキサイティング。
イス席の最前列にいるのに、興奮して立ちながら試合観戦するファン。
ヒールレスラーに対して引くくらい汚い言葉を叫ぶファン。
みんなもっと大きな声でACHを応援しようぜと、リングを見ずに周りのファンに向かって「Go!Go!ACH!!」と煽るファン。
そして興行終了後の客席は、空き缶と滑りそうになるほどのビールだらけ。
ただ観客のマナーが悪いなんていう話ではなく、欧米では散らかすことで相手に楽しませていただきましたと示すので、あくまで文化の違いです。しかし、日本のプロレス興行しか知らなかった僕にとって、それはそれはすべてが新鮮でした。
だけど、これが不思議と居心地良かったんです。
帰国後、「あの魅力を日本のファンにも伝えたい」という気持ちでブログを書きました。適切な言葉を選んで、また、ちゃんと楽しんでもらえるように書きました。
さらに、Instagramのライブ配信でシカゴとメキシコの旅について話ました。インスタライブ配信は24時間で消えるので、なかなか濃ゆいエピソードも話しました。
ブログもライブ配信もフォロワーさんやその周辺の方に反応していただきました。
ただ、それでは終わりませんでした。
「もっとあの魅力を伝えられたよなあ…。いや〜、あの空間に戻りたい」という気持ちが日に日に増していきました。いわゆる「ロス」というやつです。米インディーロス。
ーーーあの空間に戻りたい。次にアメリカへ行く時は、もっとたくさんの興行を見たい。一つの興行のためにアメリカまで行って、すぐに帰国しちゃったら、米インディーロスがもっと酷くなりそうだし。「プロレスしばらく見たくないわ」ってなるまで米インディープロレスに浸かりたい。
でもアメリカのインディープロレスって日本のプロレス団体より興行数そのものも少なければ、広大な土地を持つUSAなだけあって、色んな団体が一つの街に集まることはないんだよなあ…
いや、あ、あった!!! 裏レッスルマニアだ!!!
▽ 裏レッスルマニアとは
世界最大のプロレス団体・WWEは、毎年『レッスルマニア』という年間最大の興行を、3月下旬もしくは4月上旬に行います。開催される土地は毎年違います。今年はニューヨークです。
このレッスルマニアには、世界中から多くのプロレスファンがやってきます。
その恩恵を受けるかのように、世界中からいろんなインディープロレス団体や非WWE所属レスラーが集まって、レッスルマニアの数日前から前日にかけて、朝から晩まで興行を行います。これが『裏レッスルマニア』です。
今年の裏レッスルマニアの盛り上がりは例年以上です。WWE レッスルマニアの4日前から前日にかけて、ニューヨークという一つの街で35もの興行が行われます。朝から晩まで、いろんな会場でいろんなプロレス団体が興行を行います。ここまで残酷な興行戦争もありません。
そこで僕は、もう我慢できなくて、貯金を全部使って、中国東方航空の中国経由ニューヨーク行きの格安航空券を購入してしまいました…
▽ 裏レッスルマニアを日本のファンに届ける
裏レッスルマニア。アメリカのプロレスは疎いという日本のファンにも、その言葉が浸透しつつあります。
というのも、ここ数年の裏レッスルマニアは、日本人レスラーの登場が多いからです。今年は、NYど真ん中のマジソンスクエアガーデンで新日本プロレスとROHが合同興行を行うくらいです。
しかし、それだけが裏レッスルマニアではありません。新日本プロレスのスター選手が参戦する興行もあれば、メジャー団体に中指を立てているようなアングラ感満載のインディー団体の興行もあります。裏レッスルマニアといっても、WWEには届かないけど規模の大きい“インディー”もあれば、マジもんの“インディー”もあるのです。
ただこの裏レッスルマニア、日本のメディアはほとんど扱っていません。週刊プロレスが日本人選手の参戦した大会をカラー1ページで載せるくらいです。
日本人プロレスファンで裏レッスルマニアを肌で感じてきた方もいるにはいます。しかし、詳細にレポートした人はいません。
その存在は浸透しつつあるのに、表面上だけで、そのリアルが伝わっていない裏レッスルマニア。
じゃあ僕が最初に日本のファンに伝えよう。裏レッスルマニア伝道師になろう。
▽ どうやって届けるか
まず一つにはブログです。ブログは、無料で見られ、なおかつツイートなりFacebookのシェアなりで拡散しやすいため、比較的多くの人に届けられる媒体です。
僕自身、小学生・中学生時代に多くのプロレスファンの皆さんのブログを読んできました。家のパソコンのお気に入り欄には、プロレスファンのブログばかりでした。
学校から家に帰ってきたら、シャワーを浴びて、パソコンを開く。そして今日もあの人は更新してるかなとチェック。それが習慣でした。
2013年春。中2の春。ネットで面白いプロレスブログないかな〜と探していたら、レッスルマニアウィークにROHを見に現地まで行ったという方のブログを見つけました。
そこには、会場入りする選手たちとツーショットを撮る日本人ファンの姿。そして試合の感想。
レッスルマニアならわかるけど、ROHを見にアメリカに行くファンなんているの!?すげーー!!
それと同時に、
あ〜、俺もいつか海外までプロレス見に行ったりできる日が来るのかなあ…
そんなことを当時思いました。あれから5年半が経ち、僕はシカゴとメキシコシティまで一人でプロレスを見に行きました。
あの頃に夢を見てなきゃ、今の僕はいなかったです。
最近よく「すごい経験してるね!」や「凄いプロレス熱だね」などと言われます。
確かにシカゴメキシコ旅に限らず、経験は豊富だし、プロレス熱もあります。ただそんな僕を育ててくれたのは、楽しい情報をたくさん提供してくれたプロレスファンブロガーの皆さんです。
プロレスファンの僕にとってブログは大切な存在なんです。
プロレスファンのブログを読んで、プロレスの楽しさを知り、人生が豊かになりました。
僕もブログを通じて、未知のプロレスの魅力を提供したいなと思っています。
プロレスに、そしてプロレスファンに恩返ししたいのです。
しかも今年のレッスルマニアはニューヨーク。あの中2の春に行われたレッスルマニアと同じ場所です。気合い入ってます。
▽ でもね…
ただブログだと、適切な言葉を使えているか、文章の流れが破綻していないか、と考えているうちに時間がかかります。
街にいる皆が隙あればスマートフォンをピコピコする時代です。せっかくならタイムリーでも届けたい。
シカゴでAAWを見た時もそうでした。現地からリアルタイムで投稿したツイートは反応が大きかったのです。
一緒に旅してる感覚がそこにはあるようです。僕もシカゴ滞在中にTwitterで、TAKAYAMANIAや丸藤20周年興行を見に行っている学校の後輩・中西くんのツイートを見て、「中西くんもプロレス楽しんでるな〜。俺もそっち行きたい」と思ったくらいですから、アメリカまで一人でプロレスを見に行ってる10代の僕の現地からのツイートを見て、少しでもそう思ってくれてる人がいるんだろうなと思いました。
ブログはテキトーな記事じゃない限り、現地からのタイムリーな更新は難しい。
でもツイートみたいな気軽なものなら、こまめに更新できる。シカゴ滞在中もいっぱいスマホをいじってたし、本来はもっともっとこまめにリアルタイムで魅力を発信できた。
ブログは帰国後。Twitterは現地より。これで決ま…
いや、
せっかく行くなら、いろんなプロレスを見たい。35もの興行がある。つまり選択肢ならある。そして僕には朝から晩までプロレスを追いかけるだけの体力もある。シカゴでは、一日5時間の睡眠で、ご飯はシリアルと水とバナナとモンスターエナジーだけで4日間プロレスイベントに参加しまくった。
ただシンプルにおカネがキツイ。勢いのまま、航空券とホテルを予約してしまいました。興行のチケットを買うおカネが全くないわけではありませんが、余裕はなし…
そこで、今回のリターン『Facebook非公開グループへのご招待』を考えました。
▽ 裏レッスルマニアオンラインサロン開設へ
内容は以下の通りです。
◾︎現地からのこまめなリアルタイムレポ (興行に関することやNYの話 / 動画や写真付き)
◾︎質問や要望に現地より応えます
◾︎メンバー限定コラムの配信 (帰国後予定)
僕がリアルタイムで興行の様子を伝えるのはもちろん、撮影がOKなら会場の様子を動画付きで提供したり、現地で得られた特別なエピソードを話したりします。
また、グループ内で
「グッズ売店の様子を撮ってきて!」
「会場は飲食持ち込みOK?」
「楽しかったNYの観光スポットは?」
「NYの物価は?」
等、プロレスに関係あろうがなかろうが、質問や要望をくだされば、可能な範囲内で応えます。
要するに僕主催のオンラインサロンのようなイメージです。
価格は僕と同じ学生さんでも参加できるように致しました。
帰国後にブログでまとめますし、現地滞在中にTwitterでは一切つぶやかないわけではありません。
しかし、ブログでもTwitterでも書かない楽しい話をたくさんします。第一優先はFB非公開グループです。
「楽しい情報」の提供には自信があります。
みなさんもただ「正しい情報」よりも、「楽しい情報」が欲しくないですか?
僕はただただ正しい風の情報を丁寧に流すよりも、楽しい情報をみなさんと共有したいです。
▽観戦予定の興行
観戦予定の興行は以下の通りです。
【4月4日】
16:00〜 GCW Josh Barnett’s Bloodsport
ギブアップ/KOのみで勝敗が決まるジョシュ・バーネット主催の興行。
あの東京っぽいクリエイティブな笑いがアメリカのプロレスファンにはどう映るか?DDTがアメリカに寄せにいくのか?
日本のサブカル好きにはたまらない伊藤麻紀だけど、アメリカのファンにどう映るか?
見逃せなさすぎる興行。
23:00〜 AIW
大谷晋二郎、スコット・スタイナーも参戦!
ど深夜から朝方まで続くお祭り!
【4月5日】
11:00〜 Wrestle Con: USA vs The World
団体ごちゃ混ぜ!全試合がアメリカ人vsガイジンの大会。裏レッスルマニアのパイオニアと言っても過言ではないドラゴンゲートレスラーズも参戦!
田中将斗vsブライアン・ケイジと、#STRONGHEARTS vs ドラゲーヒール軍団が熱い!
15:00〜 Wrestle Con: Rev Pro
日本人レスラーにも所縁のあるイギリスの団体・レボリューションプロのアメリカ大会。入江茂弘とかグレートオーカーンとか見られるかな?
20:05〜 Wrestle Con: Joey Ryan’s Penis Party
ジョーイ・ライアン主催のパーティー。ベストフレンズ、ルチャブラザーズ、フラミータ 、バンディード、ブロディ・キング……人気選手の参戦は発表されているものの詳細は不明。
↓
18:15〜 WWE NXT Takeover
ACHがデビューするならこっちに行くかも…
23:59〜 Blackcraft Wrestling
ジミー・ハボックのデスマッチ!
ペンタゴンJr vs “トランプ大統領大好きレスラー”サム・アドニス!!
【4月6日】
12:00〜 Nova Pro Wrestling
“ZERO1”大谷晋二郎 vs “2012年天下一Jr覇者”ジョナサン・グリシャム!
ZERO1ファンにはたまらない再会マッチ(涙)
19:00〜 新日本プロレス&ROH『G1 Super Card』
NYど真ん中!マジソンスクエアガーデンで行われるビッグマッチ!!
【4月7日】
17:30〜 WWE 『WRESTLE MANIA 35』
25時発のフライトで帰国するので、行けるかどうか危うし
会場から空港まで約2時間。
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2019年2月10日
レッスルマニアは17:30キックオフで、例年通りだと興行終了時間が23:30頃。
25時発のフライトだから、観戦するとしても間違いなく途中で帰らなくちゃいけない。
途中で帰ってでも、めっちゃ端なのに鬼高いチケット買って観戦するべきか…
てかそもそも荷物はどうするか…🤔 pic.twitter.com/BYiVHMTz5J
あくまで予定です。裏でやっている他の興行を見に行く場合もございます。正式な観戦スケジュールは改めて報告します。
▽最後に
いろんなリターンを用意致しました。みなさんのご協力があると、より多くの楽しい情報を共有できます。
また、今の、10代の僕にしか書けない言葉があります。
人は歳を取れば取るほど、汚れていくものです。
今の僕にしか伝えられない言葉があるんです。
是非ともご協力よろしくお願いします!
高専式プロレス大賞2018
某プロレスブログを読んでると書きたくなってきたので、便乗して『生観戦限定選出!高専プロレス大賞2018』を。
MVP
今年のプロレス界を振り返った時に一番語れるのはこの人。柳澤健に『2018年の阿部史典』を執筆してもらいたいくらい。
華やかなエース型レスラーでもなければ、揺るがない強さが売りの王者型レスラーでもないけど、どこか主役感のあるレスラー。
どんな試合でも「意味」を作るし、どの試合も予定調和で終わらせないし、そして何よりまあ人間臭い。
こんなに見てて楽しくなるプロレスラーもいない。
ガチガチに緊張したレスラーも味だけど、やっぱ楽しそうにプロレスやってるレスラーが一番。いつだってファンはプロレスを愛してるレスラーを好むし、その愛を分かりやすいカタチ(試合)で見たい。そして阿部史典のプロレスにはそんな愛が見られる。
もっと言うと、バカバカしいムーブはあっても、試合に無駄な流れ(展開)を作らない阿部史典はプロレス界の宝です。
あとヒートアップの若手・飯塚優との若さ溢れる激しくアツい攻防は密航してでも見に行く価値アリ。
ここからは、2018年、ファイトを生で見て、心に刻まれたレスラーたちを思い出して列挙していきます。
桃野美桜
昨日書いたブログのとおり、ホントいいレスラー。
僕の中で「プロレスを見て元気をもらう」みたいな言葉が使いたくないワードの最上級にある。というのも、人って本当に元気がない時はプロレスを見る元気すらないと思うから。
だけど美桜ちゃんの試合に関しては元気をもらうんだよね。
美桜ちゃんのファイトを見てると、「この娘、頑張ってるんだろうなあ」と感じて、その後に「果たして美桜ちゃんと同じ世代の俺は美桜ちゃんほど毎日を頑張れてるのか?」って思えてくるんだよね。
3月の東方英雄伝後楽園大会で中国人レスラーズをボッコボコにする姿を見て、完全に虜に。
カラダは大きくはないけど、巌流島やラウェイに挑戦して、「プロレスラーの強さ見せてやる」、「“闘い”見せてやる」って言ってるんですよ。応援しないわけないでしょう。
今年は2015年春以来の生鈴木秀樹を体験。今更ながら気付いた。この人、強い。
小仲=ペールワン
ただの怪奇派に見えて、めちゃくちゃ良い仕事をする名古屋のレスラー。
「業界には認められてるけど、世間に認められてないレスラー」(東京03豊本談)
この方と弾丸戦士はもう神領域だから、こうやって“今年”括りにするのもおかしい気はするけど。
夏に見たZERO1イベントプロレスの大谷晋二郎がカッコよすぎた。ZERO1の無料興行は素晴らしいと噂には聞いていたけど、ここまでだとは。改めて大谷晋二郎の偉大さを確認した。
「あれ?大和ってこんなにZERO1に合うの?」っていうくらいZERO1で見た大和が良かった。地味に目が離せないフリーランスレスラー。写真はナシ…
タイゲル
アレナメヒコで見つけた逸材。初代ミスティコ(カリスティコ)のような所作の美しさと謎なタフさを持つルチャドール。米インディーマットで戦わせたら大きく飛躍しそうな感じ。
僕が見たCMLL火曜決戦で唯一おひねりが飛んだ試合がタイゲルvsレイ・コメタ。
バンディード
AAW2日間とALL INメインでの彼のファイトを見て虜に。300人規模(?)の会場で二夜連続で観客数に見合わない超超超凄い試合をして、その翌日には1万人規模の興行のメインを務めあげちゃうんですよ。
(ちなみにAAW2日間とALL INに上がったレスラーはバンディードだけ)
アメリカンドリームを掴もうとしてる夢あるレスラー。
サミ・キャラハン
キ○ガイ・オブ・ジ・イヤー。相手の股間に五寸釘を刺したり、会場のセキュリティとマジ喧嘩したり、一試合見ただけで語れちゃうあたりが凄い。
マルコ・スタント
平成最後の夏一番の衝撃だったレスラー。ぬいぐるみかよっていうくらいのやられっぷりからの反撃、衝撃的。気になる方は是非動画で。
今年はAAWヘビー級王者として色んなレスラーとタイトルマッチで戦ったACH。
ALL INウィークのシカゴで見せたvsジェフ・コブはプロレスファン全員に見てほしいレベルの好試合。
パワー、スタミナ、スピード、肉体、キャラクター、痛がり方、…。全部揃ってる。the best wrestler of all timeかもしれない。
噂されてる来年1月からのWWE行きは多分本当なんだろうけど、ACHがWWEで売れなかったら嘘だね。コイツが掴めなきゃ世の中信用できなくなっちゃうよ。
ACHはケニー・オメガを超えるポテンシャルを持ったレスラーなんですよ!!
We love you!!
いろいろありました
てな感じで、2018年のプロレスも面白かったなと。
来年も多分こんな調子です。
そして最後に。
3月に欠場に入った北村。今年は撮影会イベントには参加できたものの、一度も生で試合を見られず。
だけど間違いなく僕は北村克哉ファンのままだから。
トレーニング、大量の食事、睡眠
— 北村克哉 (@KitamuraKatsuya) 2018年12月25日
毎日の全てをプロレスの為に。。。
より強くなる為に捧げてきた
もしも、プロレスの神様がいるなら答えを聞きたい#北村克哉 #katsuyakitamura#北村系女子 #北村系男子#北村の成長を見守る会 https://t.co/giFWQjAhXW
北村克哉ほど表に出る仕事に適した人間はいないなって思ったのも今年の2月の撮影会でだったな。
誰にも作り出せない力を北村克哉からは感じるんだよ。
いつでも、どこでも。
また表舞台に立つ北村を待ってるよ!
密航せよ! 仙女 地方大会でしか見られない『里村明衣子vs桃野美桜』をプヲタは見に行くべし!
今年の2月、僕はセンダイガールズプロレスリングを見に名古屋へ行った。
橋本千紘ファンの僕にとって、仙女を見に行く一番の目的はいつも「橋本千紘の試合を見ること」なんだけど、この日ばかりはそれが一番の目的ではなかった。
“隠れ名勝負数え唄”里村明衣子vs桃野美桜を見たかったのである。
桃野美桜は、2016年に長与千種の団体・マーベラスでデビューしたレスラーである。里村明衣子は、言わずもがな。女子プロ界の横綱と呼ばれる仙女の代表。
桃野は仙女の大会に頻繁に参戦しており、里村とは地方の大会のタッグマッチでよく戦ってる。
里村自身もブログで桃野との対戦は楽しいと言っているほどで、二人が戦うと会場はまあ盛り上がるそう。
しかし、そのカードは、後楽園ホール大会や仙台サンプラザホール大会などの中継が入る仙女の大会ではなかなか実現しないのである。というのも、中継が入るような大きな大会では、大抵、里村はタイトルマッチ級の試合に臨むから。
言わば、里村vs桃野は、地方の会場で磨きに磨かれている鉄板カードだというのに、世に大きく発信されていない『隠れ名勝負数え唄』なのである。
そして、昨年10月。仙女 大阪・アゼリア大正大会。里村明衣子vs桃野美桜がついに“シングルマッチ”で実現した。
この試合がまあ面白かったらしく、その興行当日にTwitterで「#仙女」で検索をかけると、現地観戦組の里村vs桃野の称賛の声がたくさんヒットした。
僕自身も昨年、新潟と仙台で『里村vs桃野』を体験している。
新潟市体育館大会では『里村明衣子&アジャ・コング&高橋奈七永vs桃野美桜&門倉凛&白姫美叶』。
仙台・宮城野区文化センター大会では『里村明衣子&KAORUvs桃野美桜&水波綾』。
しかし、いずれの試合も里村と桃野の絡みはほとんど見られなかった。
新潟大会では、里村が仙女所属の白姫にガンガン当たっていく流れが続き、里村-桃野の攻防はほとんどなかった。宮城野区大会では、里村は元仙女の水波と、桃野はマーベラスの大先輩・KAORUと戦う流れが続いた。
そして今年2月。仙女名古屋大会のカードが発表された。
この試合は『里村vs松本』より、『里村vs桃野』な展開になると高専は読んだ!
そこで高速バスに乗って名古屋へ向かったのである。
これぞまさに現代版「密航」。
ファンが週プロでしか見たことがない(テレビ中継で見られない)UWF地方大会を見に行く
= ファンがTwitterでしか見たことがない『里村vs桃野』を見に行く
動画至上主義となってるこの世の中で、こんなワクワクを味わえる「密航」もなかなかない。
日本の各プロレス団体が観客の動画撮影を解禁している中、仙女に関しては、『里村vs桃野』というまだまだ温められてる『これから系キラーコンテンツ』を持ってる時点で、動画撮影禁止スタンスで正解だわと思えるほど。こんなことを考えてるのは僕だけだろうが。
まあそんな話はいいとして、名古屋大会では、実際に『里村vs桃野』全開な試合を見られた。
それでは簡単な試合レポを。
2018年2月28日(水)
名古屋・ダイアモンドホール大会
<セミファイナル>
この日は一人ずつ入場。「セミファイナル タッグマッチ20分一本勝負を行います」とか「まずは桃野美桜選手の入場です」とかアナウンスなしで、いきなり桃野美桜のテーマ『M.I.O M.I.O M.I.O』がかかりだす。
またこの入場曲が変身する系少女漫画のOPソングみたいな感じで桃野美桜にピッタリでいいんだ。
里村入場。
開始前に桃野が里村にデッカい声で「おねがいしまーす!!」と握手を求める。これがまたいい。どっちかというとプロレスにおける握手は否定派だけど、美桜ちゃんのは好きです。
開始早々場外へ行って焦らす里村&志田へ松本浩代が桃野美桜をブン投げる!
里村-桃野の攻防に。
蹴る!
串刺し!
絞める!
里村さん、これでもかというほど美桜ちゃんをボコボコに。
里村さんは志田にタッチ。
美桜ちゃんもタッチしたいけど…
うぉ!クルクル回って松本にタッチ!
コーナーからコーナーへ走って、志田を捕まえる!
「ワーッ‼︎」って声出して場外に吹っ飛ぶ美桜ちゃん。かわいい。
再び里村-桃野。
飛んで…
ビックリするほどの速さで脇固め!
普通にスゲーッ!うおーっ!うおーっ!
フライングメイヤー!
…から腕をとって、
クルッと回って、
脇固めアゲイン!!
志田がカット……
あちゃ〜…
うぉーっ!
ワン!ツー!
あ〜…
ワン!ツー!
…っあ〜ッ!!!
いや〜…
美桜ちゃん、ロープに走っちゃダメだ!
エグーっ‼︎😨😨😨
14分56秒
デスバレーボム→エビ固め
試合後は里村さんが美桜ちゃんに何か言葉をかけたように見えた。
会場大拍手。
試合後、僕は桃野美桜売店へ向かった。
この日は試合がめちゃくちゃ面白かったからか、桃野美桜サイン会の列は、仙女所属選手のサイン会列よりも木村花サイン会列よりもよっぽど長かった。
また美桜ちゃんの対応が超丁寧なので列がなかなか進まず。
15分くらい並んでようやく僕の番に。
美桜ちゃん「いらっしゃいませ!」(と大きな声で言ってお辞儀)
いらっしゃいませって。プヲタ10年近くやってるけど、レスラーに初めて言われたよ。
高専「今日の試合、めちゃくちゃ面白かったです!」
美桜ちゃん「ほんとですか!」
高専「美桜ちゃんと里村さんの試合が面白いって聞いたんで、今日富山から見にきたんです」
美桜ちゃん「わざわざ富山から!ありがとうございます!富山って……石川ですよね?」
ん?
高専「そうですね、富山は石川県の隣です」
美桜ちゃん「そうですよね、石川ですよね」
美桜ちゃん、多分富山は「石川県富山市」だと思ってるっぽい。かわいい。
この時点で美桜ちゃんの一個下のおじさん(19歳)はもうメロメロなのである。
もうメロメロとか通り越して、この無邪気な美桜ちゃんがいつか見られなくなるんじゃないかと悲しくなってくるレベル。
「まけちゃった😫」
「ありがとうございマス!✨」
ですよ。かわいい。
ちょっとした会話でスラスラ〜っとメッセージ入れられるあたりはもう職人芸。
そして最後はツーショット。
📸撮影: スコット北村ー(幼名やかも)氏
僕の笑みが全てです。
試合では元気いっぱいだし、センスいいし、速いし、何よりタフ。
売店でも元気いっぱい&職人芸披露。
コスチュームもまたいい。インパクトがあるけど、派手じゃない感じ。今は新コスチュームになったけど、それでもラメの入ったキラッキラコスチュームじゃないし、オシャレレガースでもスポーツメーカーのシューズでもなく、ちゃんとリングシューズを履いてるあたりがまた良い。
こんなにファンの心を打つ選手もなかなかいない。女子プロレスの“美しさ”を体現したレスラー。
てか桃野美桜って!名前がもうかわいい。
そんな桃野美桜ちゃんが里村さんと戦う姿を見に行ってみては?
いや……というか、桃野美桜ちゃんの出る興行に行ってみては?
今は欠場中だけど、復帰したら絶対に見に行くべし!
ALL IN版 大プロレス祭り『STARRCAST』レポ③
▶︎ Cody with 嫁(ブランディ・ローデス)
現地時間 9月2日(日) = ALL IN翌日
内容: 目の前でポートレートにサイン(Codyのみ)&写真撮影&非売品ALL INピンバッジ
料金: 50ドル
部屋: VIPルーム
待ち時間: 3時間強
スタッフによる剥がしアリ
待ち時間、まさかの3時間越え。サイン会開始時刻は11:00だったんだけど、開始から90分が経過した12:30頃にスタッフが
「Codyとブランディは休憩に入ります!15分から20分ほどで戻るので待っててください!」
とアナウンス。
ただでさえファンの待機列が長いのに、Cody夫妻が休憩へ。
ALL IN翌日だから疲れてるんだろうけど…
しょうがないので床に座ってスマホをいじりながら2人が戻るのを待つことに。
しかし!!アナウンスしてた「20分」が過ぎても、2人は戻ってこない。
30分経っても、40分経っても、50分経っても、戻ってこない。
この時点で「このあと予定がないとはいえマジかよ!」と思っている僕。
ただ、まわりのファンは誰も怒ってない。
平気で遅れてくる人たちが育つ国だからこそ、日本と比べて、こういう人に対して、みんな寛容なのかな……なんて考えてるうちに、ブランディが戻ってきた。
退室から戻ってくるまでにかかった時間は1時間ちょい。
「これだったらスタッフも『20分で戻る』とか言わなきゃ良いのにな」と思っていると、ブランディの表情が一変。
「Codyはどこよ!!!」
なぜかキレてるブランディ。
そして変にピリつく会場内。
スタッフがブランディに「まあまあ、Codyはすぐ戻ってくるから」みたいなことを言うと、ブランディはとりあえず落ち着いていたけど。
その5分後にCodyがスタバのコーヒーを片手にゆっくりと戻ってきた。
その後、ブランディはCodyをせめることなく、すぐにサイン会が再開したけど、何か裏であったのは確か。その何かは今も謎。
サイン会再開から更に1時間ほど待って、ようやく僕の出番に。
まず僕はスタッフにサイン会チケットを提示した。
すると、
スタッフ「今は見せなくていいよ。さっき入り口で見せたでしょ?」
うん、見せてない。
つまり僕はチケットを提示することなくCody夫妻のサインまで辿り着いたのである。
ガバガバすぎる。
(もちろん参加権は買ってたし、証明コードもスマホの中に入ってた)
Cody「お〜、日本からやってきたんだ」
高専「そうです。昨日は良い興行でしたよ」
Cody「ありがとう。ところで君はBIG Kっていうの?」
高専「そうです!……いや、北村のファンなn…」
ここで剥がし。
この日(ALL IN翌日)以外にも、Codyのサイン会はあったんだけど、どうせならALL IN翌日の激闘のあとのCodyと撮りたいという気持ちがあったので、この日をチョイス。
ちゃんと前日に獲ったベルトを持参してくれてるのもポイント。
プヲタとしてはもちろんココも事前に計算済み。
額の傷跡の『大一番の翌日』感もポイント。怪我なので本当は喜んじゃいけないけど。
ただ、いつの日かこの写真を見返した時に、こういった選手の“その日の違い”は間違いなく思い出になる。かつ、プロレスラーにしか出せない魅力。うん。
▶︎スコット・スタイナー
現地時間 8月31日(金) = ALL IN 2日前
内容: 目の前でポートレートにサイン&写真撮影
料金: 30ドル
部屋: ロビーと化粧室を繋ぐ廊下
待ち時間: 0分
スタッフによる剥がしナシ
待ち時間ナシ。飛び入り参加のファンから受け取ったキャッシュをそのままクチャクチャに丸めてポケットに突っ込んでたのが豪快だった。
あと意外にもおててがめっちゃ柔らかかった。
You KNOW things had to get competitive in an arm wrestling match between @ScottSteiner & @TripleH! pic.twitter.com/IxT39mm9mq
— WWE (@WWE) 2018年12月24日
▶︎ジェフ・コブ
AAWおみやげ届いた!Mahalo! @Kosen_Wrestling @RealJeffCobb pic.twitter.com/zGaxT1Ad0c
— 92サイトー (@kunisaito92) 2018年9月9日
現地時間 8月31日(金) = ALL IN 2日前
内容: 目の前でポートレートにサイン
料金: 20ドル
部屋: 地下・出店ブース
待ち時間: 3分
スタッフによる剥がしナシ
僕が『STARRCAST』において、唯一飛び入り参加したサイン会。
前日にAAWの会場で話したことを覚えててくれたジェフ・コブ 。
コブ「お〜、また来てくれたんだ。ありがとう」
コブ「ありがとう」
スタッフ「20ドルになります」
AAWの会場で売られてたポートレートは10ドルだったので、だいぶ客層を見てるんだなと。
また、AAWの会場ではタダでファンのツーショットに応えてたのに、STARRCASTではツーショット撮影には追加料金を払わなきゃいけないシステムを採用していたのでなかなかやるなと。
コブ「昨日も買ってくれたのに、名前忘れちゃった。なんだっけ?」
高専「これです!」(といって、スマホのメモ欄に書いた“Kuni”の文字を見せる)
コブ「え〜っと、こんな名前だったっけ?」
というのも前日は“Banbe”名義でサインを貰っていたから。
「バンべ」はローマ字でもインパクトあり。
https://www.instagram.com/p/Bng3CoGAuOX/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=4b0eo8r71cyo
高専「友達へのプレゼント用にします!」
コブ「あ〜そういうことか!アハハ!」
レスラーによっては不機嫌にさせちゃう恐れがあるワード「友達へのプレゼントにします」にも「アハハ」と笑顔で返すジェフ・コブ。
ハワイアンの偉大さを感じた。
まあおカネは払ってるわけだけど。
ALL IN版 大プロレス祭り『STARRCAST』レポ②
前回の話の続き。
STARRCASTのサイン&撮影会参加権はほとんどが事前にオンラインでチケットが売られていた。(一部例外アリ)
当日は購入したことを証明するコードをスタッフに見せるという流れ。また、オンラインで定員数に届かなかったサイン会に限り、飛び入り参加OK。
だけど実際は、サイン会によっては、コードを見せなくても列に並べば参加できるほどガバガバで、「さすがにテキトーすぎだろ」ってところだった。
ここで面白かったのが、どの部屋でサイン会を開催するかで選手が階級分けされてるということ。
部屋はVIPルーム、準VIPルーム、会場中央ロビー(机だけ広げて。部屋じゃない)、会場ロビー奥(机だけ広げて。部屋じゃない)、ロビーと化粧室の間(机だけ広げて。部屋じゃない)、地下の出店広場の6つ。
the ELITE勢はVIPルーム、BCOGは準VIPルーム、会場ロビーには往年のWWEスーパースター、地下に行くと人気米インディーレスラーたちがいる。
それでは、部屋の情報やみんな大好きお金の話(料金)を混ぜつつ、サイン会レポを。
▶︎ BCOG (タマ・トンガ&タンガ・ロア&キング・ハク)
内容: 目の前でポートレートにサイン&写真撮影
料金: 60ドル
部屋: 準VIPルーム
待ち時間: 90分強
スタッフによる剥がしナシ
FIRING SQUADサイン会は90分待ち pic.twitter.com/SFlEZSozCK
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月14日
順番が来るなり、タマちゃんが僕のKITAMU-LARGE Tシャツを指して大喜び。
タマ「ハハハ!なんてイカしたTシャツ着てんだ!」
高専「ありがとうございます!自分で作ったんです」
タマ「ワ〜オ。日本のどこから来たの?」
タマ「富山ね。知ってる知ってる。ちょっと動画撮っていい?」
高専「ええ、もちろん」
タマちゃんのインスタグラムをフォローしてる人ならわかるアレです。タマちゃんがセルフィーで動画を回して色々と喋るやつ。
そしてこの日はサイン会で出会った面白いファン(ファットアスマサさんとBCOG Tシャツを着た男性)をインスタストーリーにあげてたので、「おれもタマちゃんストーリー行きじゃね?」なんて思いながら、「もちろん」と答えた。
(僕と肩を組んで内カメラで動画を撮りながら)
タマ「レディース&ジェントルメン、今からはるばる日本からやってきたクレイジーなヤツを紹介する。“キタムラボーイ”だ!」
(正確には覚えてない)
タマちゃんの横にはただただニヤリとうなづく僕。
ジェイ・ホワイトが喋ってる隣で悪巧みしてるような顔で無言でうなづく外道さんをイメージしていただければ。
(僕にカメラを向けて)
タマ「キタムラ!見てるか!お前の大ファンだぞ!」
(僕に向かって)
タマ「多分キタムラも見てるだろうから、キタムラにメッセージ、ブッかませ〜!」
(正確には覚えてない)
高専「……」
(笑顔で)
タマ「彼はちょっと緊張しいなんだ!アハハハ!」
(正確に覚えてる)
完全にやらかした。ここ最近、レスラーを目の前にして緊張することはなくなってきてたんだけど、ファットアスマサにさえも動画の中で会話を振ったりしてなかったから、瞬時に「おーい!きたむー!俺いつまでも待ってからさ!焦らずゆっくり治せって!」とか言って、対応することができなかった。あと普通に北村へのメッセージだから日本語でいいのに、シカゴにいる間は英語脳でいたから、「え?英語で何て言えばいいんだ…」ってなって、マジで恥ずかしくなって黙り込んでしまった。
気分は女優の前で勃てない汁男優。
「キタムラ!カムバック!」とか整ってない英語でもいいから瞬時に対応できる人間にならないとなって。勃てないとなって。
真面目にこういうすぐに思いを伝えようとするパワーが人間には大事だなって。
ジェイにマイクをパスされたら、いきなり凄いスイッチが入る外道さんみたいにならないとなって……。
そして悲しきかな、その動画がタマちゃんのインスタストーリーにアップされることはなかった。
タマちゃんのスマホのフォルダにだけ残ってる幻の動画となった。
いや、もしかするとフォルダからも消されてる。
ちなみに待機してる時にはこんなシーンを見られた
コーセンがシカゴで撮ったアンバー姐さんとタマちゃんの感動の再会の瞬間です pic.twitter.com/ck4XNwOywN
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月10日
あとthe ELITE系のTシャツを着てるファンが来たら、タマちゃんが「オイ!俺たちのは?」みたいなイジりをして、写真撮影の時にはハクさんがそのファンにスリーパーしてて、「これBCOG Tシャツ着てくるよりオイシイじゃん!」って思った。
▶︎マーティー・スカル
内容: 目の前でポートレートにサイン&写真撮影
料金: 40ドル
部屋: VIPルーム
待ち時間: 2時間
スタッフによる剥がしナシ
マーティー・スカルも僕のKITAMU-LARGE Tシャツを見て、すぐに反応してくれた。
スカル「お〜、北村Tシャツ」
高専「北村の大ファンなんですよ。これも自分で作りまして」
スカル「彼はvery very strong manだよ」
高専「お〜」
(2時間並んで疲れた僕の顔を見て)
スカル「大丈夫?疲れてない? ゲンキデスカ?」
高専「『ゲンキデスカ』!そんな日本語知ってるんですね(笑)」
スカル「そう、唯一知ってる日本語だよ。(笑顔)
……ゲンキデスカ?」
高専「ゲンキデス」
(めちゃくちゃ笑顔で)
スカル「そうそう!“カ”をつけるだけで疑問形になるんだよね!」
スカル「よし、じゃあ写真撮ろうか」
高専「はい!ちなみに指ポキポーズはOK?」
スカル「ごめん。そういうのはできないんだ(苦笑)」
プヲタ活動の数を結構こなしてきた僕が今まで触れてきたレスラーの中で最も紳士的だと思ったマーティー・スカル。
だけど、そんな紳士とのステキな会話を最後の最後に苦笑いで終わらせちゃって、自分が超情けなく思えた。
そんなところ。思ったより長文になったので、Codyやレイ・ミステリオなど他のレスラーのサイン会の様子は次回。
ALL IN版 大プロレス祭り『STARRCAST』レポ①
現地時間8月30日(木)から9月2日(日)にかけて、イリノイ州シカゴにある高級ホテル・ハイアットリージェンシーシカゴにてALL IN主催のプロレスイベントが行われた。
『ALL IN』とは、9月1日にCody&ヤングバックスがシカゴ・シアーズセンターアリーナで行った1万人規模のプロレス興行のこと。
その興行の前々日から翌日にかけて、同じシカゴの地で大規模なプロレスイベントが開かれた。それが『STARRCAST』である。
ALL INに出場する選手たちのサイン&撮影会はもちろん、ALL INに出場しないレスラーたちのサイン&撮影会、ALL IN前日記者会見、ALL IN当日深夜のアフターパーティー、セミプロプヲタたちによるPodcastの公開収録、サイン収集家によるサイン販売(大丈夫なのかよ!)、マーティー・スカルのカラオケパーティー、…などなど色んな出店や企画があった。
日本におけるイッテンヨン前日の大プロレス祭りみたいな感じ。
出店は時間の許す限り色々覗いたけど、記者会見もカラオケパーティーもAAWの時間と重なって見られなかったので結局サイン&撮影会くらいしかまともに参加できなかったんだけど。
それでも結構面白い光景が見られたので、色々伝えられたらなと。
会場はシカゴ・オヘア空港の近くの郊外。PRO WRESTLING Teesから地下鉄とバスを乗り継いで、30km離れた場所にあるハイアットリージェンシーシカゴ。
同じシカゴなのにTees⇔ハイアットで2時間の移動。アメリカ広ぇ!
中に入ると、夢のような空間が。
ロビーの様子。グッズ販売からバーまで色々ありすぎ。 pic.twitter.com/932NTbL4Ai
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月14日
△ 丁寧な案内
ALL INのミーグリイベントの地下ブース pic.twitter.com/4lLfd20gwI
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月14日
△ 一番衝撃的だった出店。簡易タトゥーショップ。日本と欧米で文化は違えど、プロレスイベントに来たついでにタトゥーを彫って帰るなんてアメリカンプヲタはクレイジー!
△ PRO WRESTLING Teesブース。Cody&ヤングバックスの直筆サイン入りALL INターンバックルが秀逸すぎた。日本で最初にターンバックルグッズ文化を持ち込むのはどこの団体か
△ 客が来ないから下を向いて必死にスマホをいじるサミ・キャラハン率いるoVeの面々
△ なぜかダルトン・キャッスルは高額入場料を払った人しか入れないスペースでサイン会開催
大広間でのバフバグウェルトークショー pic.twitter.com/UOcocVd8VI
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月14日
△ 東京愚連隊興行をドタキャンしたX-PACはロビーの超目立つところでグッズを販売
△ the ELITEメンバーの等身大パネル
△ ALL INオフィシャルマスコットキャラクターの着ぐるみ
△ 実況付きプロレスゲームコーナー
△ 数時間前までPRO WRESTLING TeesにいたYouTuberの姿も
セミプロプヲタたちが横一列に並んでPodcast公開収録。MJFの姿も。 pic.twitter.com/t0wd3oU8gF
— 高専 (@Kosen_Wrestling) 2018年12月14日
△ ロビー奥のスペースでは、『Being the ELITE』の常連・ファットアスマサさんと琥珀うたさんが10ドルでポートレートかなんかを販売
中はザッとこんな感じ。
後編はレスラーたちのサイン会レポ!